偶然が知らぬ間に通り過ぎる地上の嘘でも
近くても触れられない現実で流れる水しぶきのように
輝いても決して振り返らない
憎悪のように膨れあがる
無限の記憶の中で
知識が身につく前に教えて欲しかった
人間の矛盾に気がついても
声もあげず
楽しみも無い
生きるだけのルーレットさえも
ただの一連の流れだという不信感が生まれ
泣きながら辿りついた真実も
微笑む事の無い
絶望が輪唱する
囲いの中で育つ
生きるだけ
生きるだけ
生きるだけ
生きるだけ
生きるだけ
限りを自分で見つけたら
空に向かって投げ飛ばそう
そいつはきっと悪魔の手先
言葉に乗り移った地獄の使者
感情に住み着いた天国の憎しみ
神様が捨てた粗大ゴミ
腐った自分が嫌いでも
変わる必要なんてない
他人を見下す事もない
頑張る必要だってない
こんなチンケな世の中で
だれだって笑って通り過ぎてく
ぶちのめす必要なんてないさ
あいつの命も後60年
終われば全ては灰になって
目にも見えない微生物の食事だ
伝わらない言葉を吐き続けて
理解されない絵を見つめ
声にならない感情の奥底を
皆の食事にさせよう
そんな幸せは他にない
この全てを
皆に捧げよう
電線がショートする程の
眩い中で
目を覚ますように
目に見える景色が
全部真っ黒になりますように
色をもたない
燃えるような
感情の世界で
一人ぼっちで夢を見た
飛行機には乗らないんだ
地球は両手の中に隠して
あとでコッソリ
踏み潰そう
ちっぽけな
存在を確かめるように
音もしない
最後を迎える
襲う闇の中で
地獄の使者が見つめる中で
ようこそ現場へ
目に見える現場へ
たった今から始めよう
この頭から
全てを創造できるように
全てを破壊できるように
スイッチはポケットにしまって
最後は笑って
ロックを叫ぶ
タバコの煙にすらかなわない
か弱いテメーを守れるように
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