最後にあなたの声を聞いたのはいつだったろうか…
想い出す度に もう一度と願ってしまう
届かない涙と分かっていながらも
この気持ちに気づいて欲しくて 声を殺して 涙を流す
後悔は無くても
もしも を 考えてしまう
思い出だから 美しいと
悲劇のヒロインを 演じてしまう
きっと もう一度出会っても
何も 変わらない
過去には戻れない
全て あの時に
投げ捨ててしまったんだから
一人で歩く帰り道は
1歩を踏み出すたびに
自分を強くする
つま先から感じる振動が
心に響いて
ゆっくりと血が全身に流れる
毎日 自分は強くなる
二人の曲が流れたら
カフェの途中で泣き出すだろう
昔の自分ならきっと
走って店を出てたはず
二人の場所を通ったら
楽しかった出来事に
自然と笑顔になるだろう
あなたの欠片を見つけたら
静かに
そっと捨ててしまう
一人では生きて行けない 自分だから
せめて 強く生きる
あなた以上の人とこの先
出会う可能性は多分無いだろう
あの頃の自分は もう過去だから
強いあなたに惹かれた
自分は もう過去だから
晴々とした空に
涙を見せよう
これが最後になるように
月に笑顔を見せよう
過去を忘れないように
未来の自分に出会えるように
思い出は心の奥にしまって
火曜日, 10月 28, 2008
裏
決して他人に見せる事の無い裏側。
違いの明らかな裏側。
中に手を入れて引っくり返して裏側にする。
鉄則の無い裏側。
暗い歩道を歩く。
カワイイと唸る子供。
何気ない会話。
騒音に近い噴水の水飛沫。
寄せては返す波の音。
地球を掘る無機質。
酒に溺れる未亡人。
殺到の上に立つ銅像。
ペイント好きな主婦。
着替えの早い1歳児。
鮮やかな紫色の茄子。
限りない地平線。
眩い花嫁。
辿り着かない地下道。
繰り返す兵隊蟻。
良く滑る大腸。
出来立てのポテト。
末路に感じる予言。
統制のとれた長い触角。
陽の光を浴びる白鳥。
流れ着く注射針。
盗んだ40インチのテレビ。
卵一つの侘しい生活。
耐えられない寒さ。
倦怠期の新婚旅行。
コーヒーの味。
瞼に下がるケータイ電話。
違いの明らかな裏側。
中に手を入れて引っくり返して裏側にする。
鉄則の無い裏側。
暗い歩道を歩く。
カワイイと唸る子供。
何気ない会話。
騒音に近い噴水の水飛沫。
寄せては返す波の音。
地球を掘る無機質。
酒に溺れる未亡人。
殺到の上に立つ銅像。
ペイント好きな主婦。
着替えの早い1歳児。
鮮やかな紫色の茄子。
限りない地平線。
眩い花嫁。
辿り着かない地下道。
繰り返す兵隊蟻。
良く滑る大腸。
出来立てのポテト。
末路に感じる予言。
統制のとれた長い触角。
陽の光を浴びる白鳥。
流れ着く注射針。
盗んだ40インチのテレビ。
卵一つの侘しい生活。
耐えられない寒さ。
倦怠期の新婚旅行。
コーヒーの味。
瞼に下がるケータイ電話。
金曜日, 10月 24, 2008
木曜日, 10月 23, 2008
お正月
お前の声が響きわたるなか
更なる恐怖を感じない
到達する長い長い
気になる程の長い
真っ黒な先に
滑らかな穂先
振り返る全てに
捧げた祈りは
一途に届かない
残りはバラバラに
工場は再起不能な程に
感じる絶頂の奥には
眩いケミカルの匂い
目を剥き出しにして
はしゃぐ子犬の前で
卑猥な愚考
そして、ざわめくスポットライトでは
流れ着く
半分の赤
キチガイと言う名の
昔話
集まる大人の中で
戯れる粉々の世界
孤独との違いに迷う
ただならぬ気配に
便乗するオカルト
絶叫の便箋に
書き留める子守詩
死を願い
死を仰ぐ
死ぬ勇気の無い
流血の刃先
破傷の中に刹那の言葉
用途の違う無知
歓喜する瞳孔に
遮る喪中
羽ばたける腕で
暑すぎる前半
爆発を感じ飛び出した
メゾネットタイプ
考慮を感じない
誕生を祝い
赤ワインで殴り合い
デカイパイプラインで
葉にはほのかな
甘い誘惑
幻聴の具合いに
幻覚の再来
デザイン性の疎らな
屋外の自殺スポット
悲痛な殴り書きで
過ごす穏やかな
空気に訪れる
無謀
陽気な親友に
木刀の贈り物
温泉の素
マスコットキャラは撲滅
中には大巨人が
反目の打ち合わせ
急遽
連絡が入る頃には
狙い撃ち
貫通した緑の鉛
出た先のカリフラワー
くだらない報告
中身の無い
年下の戯言
さあ
今年の抱負を立てよう
更なる恐怖を感じない
到達する長い長い
気になる程の長い
真っ黒な先に
滑らかな穂先
振り返る全てに
捧げた祈りは
一途に届かない
残りはバラバラに
工場は再起不能な程に
感じる絶頂の奥には
眩いケミカルの匂い
目を剥き出しにして
はしゃぐ子犬の前で
卑猥な愚考
そして、ざわめくスポットライトでは
流れ着く
半分の赤
キチガイと言う名の
昔話
集まる大人の中で
戯れる粉々の世界
孤独との違いに迷う
ただならぬ気配に
便乗するオカルト
絶叫の便箋に
書き留める子守詩
死を願い
死を仰ぐ
死ぬ勇気の無い
流血の刃先
破傷の中に刹那の言葉
用途の違う無知
歓喜する瞳孔に
遮る喪中
羽ばたける腕で
暑すぎる前半
爆発を感じ飛び出した
メゾネットタイプ
考慮を感じない
誕生を祝い
赤ワインで殴り合い
デカイパイプラインで
葉にはほのかな
甘い誘惑
幻聴の具合いに
幻覚の再来
デザイン性の疎らな
屋外の自殺スポット
悲痛な殴り書きで
過ごす穏やかな
空気に訪れる
無謀
陽気な親友に
木刀の贈り物
温泉の素
マスコットキャラは撲滅
中には大巨人が
反目の打ち合わせ
急遽
連絡が入る頃には
狙い撃ち
貫通した緑の鉛
出た先のカリフラワー
くだらない報告
中身の無い
年下の戯言
さあ
今年の抱負を立てよう
土曜日, 10月 18, 2008
迷い込み…殺到。黄色いベンチ。
歩く道の先で待つ黒い影
遮る緑の無い遠いうる覚え
褐色の濃紺が
転がる歩幅で立ち止まる
視線が鋭く
闇に溶け込み追い討ちをかける
光合成をする朝顔は枯れ果て
見通しのよい先を目指す
細かい異臭を紫色に放ち
微かなバラの香を足跡に残す
透き通る爪の先には
ピンク色の肉片に
卵を産み付ける
堪らない痒さの蛆虫
凍りつく世界で
暖かい羽毛に包まり
通り過ぎる死人を見すぎた
無邪気の心の奥には
なんの曇りも無く
憎しみも悲しみの怒りも
何も無い
嬉しさも嘆きも苦しみも
何も無い
鈍感な奥に隠された
非常なまでの本能
更に苦しむ眼下の蛆虫
涙ながらに訴える
酸っぱい集光のテクノロジー
見過ごされた微かな未熟
限りある記憶
修羅の空き部屋で
成される儀式
更に迎え撃つ
救急の意味も無く斬首
消えかけた煙草
煙の先には
小石のパレード
殺気に満ちた
急勾配の停まらない感情
視線の先に待つ
悲しみの後生
希望の一滴の中に
生まれる
叶わない
花の香
燃え後に残る
全ての緑
満ちる
長い
花の香
遮る緑の無い遠いうる覚え
褐色の濃紺が
転がる歩幅で立ち止まる
視線が鋭く
闇に溶け込み追い討ちをかける
光合成をする朝顔は枯れ果て
見通しのよい先を目指す
細かい異臭を紫色に放ち
微かなバラの香を足跡に残す
透き通る爪の先には
ピンク色の肉片に
卵を産み付ける
堪らない痒さの蛆虫
凍りつく世界で
暖かい羽毛に包まり
通り過ぎる死人を見すぎた
無邪気の心の奥には
なんの曇りも無く
憎しみも悲しみの怒りも
何も無い
嬉しさも嘆きも苦しみも
何も無い
鈍感な奥に隠された
非常なまでの本能
更に苦しむ眼下の蛆虫
涙ながらに訴える
酸っぱい集光のテクノロジー
見過ごされた微かな未熟
限りある記憶
修羅の空き部屋で
成される儀式
更に迎え撃つ
救急の意味も無く斬首
消えかけた煙草
煙の先には
小石のパレード
殺気に満ちた
急勾配の停まらない感情
視線の先に待つ
悲しみの後生
希望の一滴の中に
生まれる
叶わない
花の香
燃え後に残る
全ての緑
満ちる
長い
花の香
土曜日, 10月 11, 2008
サイケデリックコンボ100連発×自傷行為的現象
木曜日, 10月 09, 2008
喜びの疑惑
流れ着いた先にある
予想外の歩数
地下の存在を確かめた
気持ちの奥に潜めた
安堵感
閃いた時が絶頂期と
瞬間を待ちわびた
蟷螂のごとく
舐め回す
汗ばんだ二の腕は
血生臭い皮脂の香りと
共に
吐き気を催すような
蛆虫にも似た
白髪まじりの眉毛
充血した目に宿る
奥底の不幸
下半身を露出した
感情の高ぶりは
獲物を駆る
シャチの様
階段を上りきった
息遣いで
更に
粘つく指の間を
舌で転がし
半分開いた目からは
笑みがこぼれる
聖水に近い涎を垂れ流し
垢だらけの足元は
黒く歪んだ
影絵が舞う
流れるように
麻雀をするように
口笛をふくように
パンクミュージックのように
勝利の雄たけびのように
鋭い鷹のように
苦されきった王国のように
南国のリゾートのように
半熟卵を割るように
領収書をきるように
軽やかなステップで
踊りだす
悲惨な過去を忘れ
見間違いも検討外れも
新たに印鑑を作るように
カマイタチに殺された猫の
供養も届かない
彷徨う果ての
愚かな強行
万歳の声も虚しく
響かないローテーションが
木霊する
森の影に隠れた
涼しい羽で
見下げた街に
暴言を吐き散らす
中身の帳尻がつかない
泣いた子供の
宿題を取り上げ
狙い打ち
篭りっきりの政府は
何を語る
待ち望んだ
ただただ軽い
薄れた人生
決められたルーレット
道変える外道
中身の詰まったグミ
梅の味
調子の悪い日本画
鎖国で進むカラスの戦闘
眺める地平線
堪らない鈴蘭
予想外の歩数
地下の存在を確かめた
気持ちの奥に潜めた
安堵感
閃いた時が絶頂期と
瞬間を待ちわびた
蟷螂のごとく
舐め回す
汗ばんだ二の腕は
血生臭い皮脂の香りと
共に
吐き気を催すような
蛆虫にも似た
白髪まじりの眉毛
充血した目に宿る
奥底の不幸
下半身を露出した
感情の高ぶりは
獲物を駆る
シャチの様
階段を上りきった
息遣いで
更に
粘つく指の間を
舌で転がし
半分開いた目からは
笑みがこぼれる
聖水に近い涎を垂れ流し
垢だらけの足元は
黒く歪んだ
影絵が舞う
流れるように
麻雀をするように
口笛をふくように
パンクミュージックのように
勝利の雄たけびのように
鋭い鷹のように
苦されきった王国のように
南国のリゾートのように
半熟卵を割るように
領収書をきるように
軽やかなステップで
踊りだす
悲惨な過去を忘れ
見間違いも検討外れも
新たに印鑑を作るように
カマイタチに殺された猫の
供養も届かない
彷徨う果ての
愚かな強行
万歳の声も虚しく
響かないローテーションが
木霊する
森の影に隠れた
涼しい羽で
見下げた街に
暴言を吐き散らす
中身の帳尻がつかない
泣いた子供の
宿題を取り上げ
狙い打ち
篭りっきりの政府は
何を語る
待ち望んだ
ただただ軽い
薄れた人生
決められたルーレット
道変える外道
中身の詰まったグミ
梅の味
調子の悪い日本画
鎖国で進むカラスの戦闘
眺める地平線
堪らない鈴蘭
水曜日, 10月 08, 2008
中毒性の真性マゾゲーム
記憶に残る全てに
変わる中にある土色の乾いた水
振り返っても顔は見えずに
嘆いた
見覚えも無いすの姿には
消えかけた手の感触すら残せない
明日の欠片は影すら映らない
溜息に感じる寒い赤色
黄金の筋
引き金を引いたあなたには
360℃の虹が見えたはず
右胸が疼くのは
寝不足のせいだと気づいた
納得の午後になる未来が
怒号のように渦巻く
白い霊柩車の先に
大の字で広がるあとがきのように
乾燥した感覚では拾えない
挑戦者はパニック症が後遺症
休日にも冴えない口元で笑っていた
大草原に広がる
ビッグバンに中身を差し出し
困り顔の社長は
樹海で首を吊るし上げられる
輪のような帽子を被り
闘牛の群れで暮らすその姿は
シルクのスカーフをした
田舎の漁師のように
1年前を見過ごした
ウサギの内臓で息を殺して過ごす
幼虫のように
煙で明日を忘れた
健忘症の俳優は
年金を投資して
ビルの屋上から
アメリカ横断を見事達成
子供は後部座席に乗せて
赤と青のケミカルな配色で
風景を眺める
水洗トイレのように流れる
世界を見下し
ゴール地点はあと僅か
流れていたのは自分だと気づく
なのに向かえの窓では
神父がオナニーを始める
左手に握りしめたマリア様が
硫酸の涙を流し
神父は絶頂へ達する
悪魔が唾を吐き
核爆弾のごとく
皮膚を切り裂く
ベットの下に隠して
眠りにつこう
明日には光が射すだろう
何もない畑の真ん中で
ビールを片手に
乾杯しよう
国家機密をばら撒いて
多分
尿道が破裂する位
注射の針を不法投棄
事情聴取で塀の中だな
大泥棒の格好で
夜中を徘徊した昨日の思い出
愛しいパン屋に
落書きをする
たまには良い事も必要なんだ
こっちは
吐き気と闘ってんだ
左フックは脇腹へ
角材は延髄へ
直接入力ではりきった
持つ手は振るえ
暗号が走馬灯のように流れ出す
口を押さえ
市場へ走る
果物屋に紛れよう
スイカの隣で正座して
何とかその場を乗り切ろう
結婚式は明日に控えて
バージンロードで愛を語ろう
深い深い深い深い
長い愛の歴史を
死を分かつまで
ランナーに纏わりつく
小バエのごとく
ねっとりとした
口臭の奥で悪魔が笑ってる
中に隠したするどいフォークに
切れ味バツグンの長い
プラスチック
感激する程に
帰る足取りは緑に囲まれた
想う事はたやすいけれど
成す事は難しいと
初めて知ったあの日
全ての妄想が崩れ落ち
世界に絶望を隠せなかった
力で支配はできないと
悟られたあの日
分かった気で風をきった
過去が腐りはて
長い歴史が血で染まった
流した涙に感動もできず
歯車の中で
秒針だけが確実に進む
どっかの誰かは祭りあげられ
死を確認して安堵する
崩せない未来の全てに
名簿もスケジュールも無い
支離滅裂な感想文に
かける言葉も無かっただろう
目の奥で汗が浮かぶ
ピアスは自己表現
考えた事もない
痛みを感じない
ただそれだけで
人は振り返る
見下す幸福を持った人間には分からない
見上げる幸福を
信頼を持った奴には分からない
孤独の幸せが
普通の定説を信じて
流れる近代式の水洗トイレには
流れつく先が見えてないかもしれない
溜まった先に
何が待つのか
考えて欲しい
塊になった自分の心を
自己虐待で満足する
教科書に全てを託し
眼鏡で視力を補うのか
早い馬が勝つ常識では
この先も
未来も
ボタン一つで沸騰する利便性も
インスタントのコーヒーも
何もかも
炎の奥に宿る
一つの長い
無駄な
命
駆け込む事もできない
右脳を掻き毟る
奇声で始まる恋もある
それは愛の終わり
農家に感謝して
今日も靴を履く
束になった小人と共に
滝の下で輪を作る
自転車で駆け巡る
気の長い話
宅配便には分からない
切ないトラック
聞いた話で済まされない
責任の果て
依存の全てに
気持ちを込めて
常識の中で
立ち眩む
初めて飲んだ
アルコールを思い出し
黒人と盛り上がる
縄で縛られて
自由を奪われても
決して消えない
想いの中に
燃える確証の無い
石油の匂い
我慢を知っても
憤りを感じずに
道路の真ん中で
たまらずタッチ
挨拶も程々に
辞書の中に隠した
非合法な黒魔術
消しゴムで消せる程の
中身なら
風で吹き飛ばす
感じた記憶に
聖なる夜景
アルファベットに綴られた
家電の新商品
並べられたサイケデリックな
シルエットに色付けをして
願ってもない効果音
目が眩む中での作業も
慣れれば違いは無い
閉鎖的な人生の果てで
眺める風景は変わる事無く
季節が過ぎる
交わされる意味の無い
挨拶だけが生きがいとなり
不満を持っても
ゴミ箱に捨てるだけ
あっという間に倒れた
ドミノとの違いを探し
太腿に痣をつくる
ガスにまみれて
通るキチガイは
普遍的に流れる
食物連鎖であり
目標であり
確認でもあった
自信も持てと教えられ
革命を探し
それを力に変えた
半年前に消えた友人は
母親に殺され
昨日は
ゴムチューブで自殺した
バイク事故では死ねない
虐待の次に待つのは
見下す信念
パワーでは無く
目的だった
限りある事を知り
磁石を砂鉄で吸い取る
腐食する心臓に
矢が刺さる過去に戻り
花のようにドス黒い
木片を貫いた
幸せを感じた頃に
変わる中にある土色の乾いた水
振り返っても顔は見えずに
嘆いた
見覚えも無いすの姿には
消えかけた手の感触すら残せない
明日の欠片は影すら映らない
溜息に感じる寒い赤色
黄金の筋
引き金を引いたあなたには
360℃の虹が見えたはず
右胸が疼くのは
寝不足のせいだと気づいた
納得の午後になる未来が
怒号のように渦巻く
白い霊柩車の先に
大の字で広がるあとがきのように
乾燥した感覚では拾えない
挑戦者はパニック症が後遺症
休日にも冴えない口元で笑っていた
大草原に広がる
ビッグバンに中身を差し出し
困り顔の社長は
樹海で首を吊るし上げられる
輪のような帽子を被り
闘牛の群れで暮らすその姿は
シルクのスカーフをした
田舎の漁師のように
1年前を見過ごした
ウサギの内臓で息を殺して過ごす
幼虫のように
煙で明日を忘れた
健忘症の俳優は
年金を投資して
ビルの屋上から
アメリカ横断を見事達成
子供は後部座席に乗せて
赤と青のケミカルな配色で
風景を眺める
水洗トイレのように流れる
世界を見下し
ゴール地点はあと僅か
流れていたのは自分だと気づく
なのに向かえの窓では
神父がオナニーを始める
左手に握りしめたマリア様が
硫酸の涙を流し
神父は絶頂へ達する
悪魔が唾を吐き
核爆弾のごとく
皮膚を切り裂く
ベットの下に隠して
眠りにつこう
明日には光が射すだろう
何もない畑の真ん中で
ビールを片手に
乾杯しよう
国家機密をばら撒いて
多分
尿道が破裂する位
注射の針を不法投棄
事情聴取で塀の中だな
大泥棒の格好で
夜中を徘徊した昨日の思い出
愛しいパン屋に
落書きをする
たまには良い事も必要なんだ
こっちは
吐き気と闘ってんだ
左フックは脇腹へ
角材は延髄へ
直接入力ではりきった
持つ手は振るえ
暗号が走馬灯のように流れ出す
口を押さえ
市場へ走る
果物屋に紛れよう
スイカの隣で正座して
何とかその場を乗り切ろう
結婚式は明日に控えて
バージンロードで愛を語ろう
深い深い深い深い
長い愛の歴史を
死を分かつまで
ランナーに纏わりつく
小バエのごとく
ねっとりとした
口臭の奥で悪魔が笑ってる
中に隠したするどいフォークに
切れ味バツグンの長い
プラスチック
感激する程に
帰る足取りは緑に囲まれた
想う事はたやすいけれど
成す事は難しいと
初めて知ったあの日
全ての妄想が崩れ落ち
世界に絶望を隠せなかった
力で支配はできないと
悟られたあの日
分かった気で風をきった
過去が腐りはて
長い歴史が血で染まった
流した涙に感動もできず
歯車の中で
秒針だけが確実に進む
どっかの誰かは祭りあげられ
死を確認して安堵する
崩せない未来の全てに
名簿もスケジュールも無い
支離滅裂な感想文に
かける言葉も無かっただろう
目の奥で汗が浮かぶ
ピアスは自己表現
考えた事もない
痛みを感じない
ただそれだけで
人は振り返る
見下す幸福を持った人間には分からない
見上げる幸福を
信頼を持った奴には分からない
孤独の幸せが
普通の定説を信じて
流れる近代式の水洗トイレには
流れつく先が見えてないかもしれない
溜まった先に
何が待つのか
考えて欲しい
塊になった自分の心を
自己虐待で満足する
教科書に全てを託し
眼鏡で視力を補うのか
早い馬が勝つ常識では
この先も
未来も
ボタン一つで沸騰する利便性も
インスタントのコーヒーも
何もかも
炎の奥に宿る
一つの長い
無駄な
命
駆け込む事もできない
右脳を掻き毟る
奇声で始まる恋もある
それは愛の終わり
農家に感謝して
今日も靴を履く
束になった小人と共に
滝の下で輪を作る
自転車で駆け巡る
気の長い話
宅配便には分からない
切ないトラック
聞いた話で済まされない
責任の果て
依存の全てに
気持ちを込めて
常識の中で
立ち眩む
初めて飲んだ
アルコールを思い出し
黒人と盛り上がる
縄で縛られて
自由を奪われても
決して消えない
想いの中に
燃える確証の無い
石油の匂い
我慢を知っても
憤りを感じずに
道路の真ん中で
たまらずタッチ
挨拶も程々に
辞書の中に隠した
非合法な黒魔術
消しゴムで消せる程の
中身なら
風で吹き飛ばす
感じた記憶に
聖なる夜景
アルファベットに綴られた
家電の新商品
並べられたサイケデリックな
シルエットに色付けをして
願ってもない効果音
目が眩む中での作業も
慣れれば違いは無い
閉鎖的な人生の果てで
眺める風景は変わる事無く
季節が過ぎる
交わされる意味の無い
挨拶だけが生きがいとなり
不満を持っても
ゴミ箱に捨てるだけ
あっという間に倒れた
ドミノとの違いを探し
太腿に痣をつくる
ガスにまみれて
通るキチガイは
普遍的に流れる
食物連鎖であり
目標であり
確認でもあった
自信も持てと教えられ
革命を探し
それを力に変えた
半年前に消えた友人は
母親に殺され
昨日は
ゴムチューブで自殺した
バイク事故では死ねない
虐待の次に待つのは
見下す信念
パワーでは無く
目的だった
限りある事を知り
磁石を砂鉄で吸い取る
腐食する心臓に
矢が刺さる過去に戻り
花のようにドス黒い
木片を貫いた
幸せを感じた頃に
木曜日, 10月 02, 2008
さらば愛しのシルクハット
鮭おにぎりが定番と言う
お前の横顔には愛が無い
ボールペンの先に毒を塗って
一生笑って過ごせれば
はるか未来に聞いた
あの音は
はるか昔の出来事のように
走馬灯は走りぬけ
挨拶に来た猫には
見向きもせずに…
あの橋を通れば近道なのに
遠回りが好きな自分の
胸に聞いて見れば
寝タバコの見返りが
この気持ちの奥にある
煙の塊か
腹痛に変わる
長い声
あっちの方では祭りの太鼓が
波を送る超音波のように
数字の羅列に飽き飽きした頃
未完成の長い髪が
風に吹かれる
犬に跨って走った
あの夢に
粘着質の手紙に書かれた
短い愛の言葉
泣き顔が浮かぶ脳裏に
ファイルした契約書が
ダンボールの奥で眠る
後継人は闇に埋めた
痛い関節が
泣き笑いを浮かべた後に
首つりをして最後を迎える
部屋は燃焼
夕方の光に身を捧げ
ダイブする勇気も出ない
弱い心をカッターで
切り裂いた
心地良い手招きに誘われて
愛おしい目の奥に
三角の尻尾が渦巻いている
真っ黒なその顔には
空腹など微塵も無い
清らかな聖歌を口ずさみ
スキップで走りさる
育てた恩は遥か昔に忘れたか
名も無い雑草に名を付けて
釣りで一生を過ごす
赤い太陽を睨みつけ
その牙で八つ裂きにされる事を
夢に見る
二十歳の夏に感じた
寒さは病気にも似た
歯軋りが癖になる程の
爽やかな生臭さだった
もう目いする事も無いだろう
砂漠の真ん中
捨てた想い出
お前の横顔には愛が無い
ボールペンの先に毒を塗って
一生笑って過ごせれば
はるか未来に聞いた
あの音は
はるか昔の出来事のように
走馬灯は走りぬけ
挨拶に来た猫には
見向きもせずに…
あの橋を通れば近道なのに
遠回りが好きな自分の
胸に聞いて見れば
寝タバコの見返りが
この気持ちの奥にある
煙の塊か
腹痛に変わる
長い声
あっちの方では祭りの太鼓が
波を送る超音波のように
数字の羅列に飽き飽きした頃
未完成の長い髪が
風に吹かれる
犬に跨って走った
あの夢に
粘着質の手紙に書かれた
短い愛の言葉
泣き顔が浮かぶ脳裏に
ファイルした契約書が
ダンボールの奥で眠る
後継人は闇に埋めた
痛い関節が
泣き笑いを浮かべた後に
首つりをして最後を迎える
部屋は燃焼
夕方の光に身を捧げ
ダイブする勇気も出ない
弱い心をカッターで
切り裂いた
心地良い手招きに誘われて
愛おしい目の奥に
三角の尻尾が渦巻いている
真っ黒なその顔には
空腹など微塵も無い
清らかな聖歌を口ずさみ
スキップで走りさる
育てた恩は遥か昔に忘れたか
名も無い雑草に名を付けて
釣りで一生を過ごす
赤い太陽を睨みつけ
その牙で八つ裂きにされる事を
夢に見る
二十歳の夏に感じた
寒さは病気にも似た
歯軋りが癖になる程の
爽やかな生臭さだった
もう目いする事も無いだろう
砂漠の真ん中
捨てた想い出
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