最後にあなたの声を聞いたのはいつだったろうか…
想い出す度に もう一度と願ってしまう
届かない涙と分かっていながらも
この気持ちに気づいて欲しくて 声を殺して 涙を流す
後悔は無くても
もしも を 考えてしまう
思い出だから 美しいと
悲劇のヒロインを 演じてしまう
きっと もう一度出会っても
何も 変わらない
過去には戻れない
全て あの時に
投げ捨ててしまったんだから
一人で歩く帰り道は
1歩を踏み出すたびに
自分を強くする
つま先から感じる振動が
心に響いて
ゆっくりと血が全身に流れる
毎日 自分は強くなる
二人の曲が流れたら
カフェの途中で泣き出すだろう
昔の自分ならきっと
走って店を出てたはず
二人の場所を通ったら
楽しかった出来事に
自然と笑顔になるだろう
あなたの欠片を見つけたら
静かに
そっと捨ててしまう
一人では生きて行けない 自分だから
せめて 強く生きる
あなた以上の人とこの先
出会う可能性は多分無いだろう
あの頃の自分は もう過去だから
強いあなたに惹かれた
自分は もう過去だから
晴々とした空に
涙を見せよう
これが最後になるように
月に笑顔を見せよう
過去を忘れないように
未来の自分に出会えるように
思い出は心の奥にしまって
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