見たままの風景
誰もが同じ風景を見てると
勘違い
人それぞれ
眼球の形も
色も
人それぞれ
脳みその形も
色も
人それぞれ
生きてきた道も
色も
人それぞれ
人生の感情も
色も
同じは無い
同じ人間はいない
同じは皆無で
隣をみながら道を歩いてる
追い越さないように
見失わないように
ゴールが全て違うなら
進む道が外れても
それもまた人生
自分が理解されない
いや
お前もまた理解されてないよ
馴れ合いの果てに
言葉だけの
信頼
変わらない違いがあるか
広く大きい海は確かでも
同一の海は確かでは無い
勘違いの
落語家師匠
言葉巧みに
目線を合わせ
声を揃える
笑顔で近づき
同じ色をする
同じ免許証を取り出し
兄弟のように
脳内を見透かす
苦痛に泣いて誤るな
死んだ目を他人に見せるな
敵は作らず
クローンも要らない
違う角度で笑い
異なる怒りで目を閉ざす
音程の違う唄を歌い
倍の歩幅で歩く
長い髪を靡かせ
低い思いで喘ぐ
冬に厚着をし
身を隠す
容赦の無い
航海に飛び出せず
画面の前で泣き叫ぶ
異色で着飾り
最低速で駆け巡る
毎日は全て違う風景で
価値のある記憶
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