火曜日, 1月 20, 2009

ジャンクロード

究極の選択に
文句を言った
低い次元の話
24時間しかない1日の中で
感じる事のない
劣悪な非常識で
煙たく
泣き顔の
パートで働く
前の記憶違い
内訳は見抜けずに
貴重品は金庫の中へ
湖畔に佇む
老婆のごとく
青く塗りたくった
その悪趣味な爪の中で
瞬間接着剤のように
究極の未来は
遮る霞のない
淫靡な音に聞こえる
喉元の鳴き声で
暖かい春の訪れを待ちながら
自らの命の尊さを知った
叱責する事も無く
ただ眺めるだけなら
何の必要も無かった
未練を残した
残像も道ずれに
その片脚を引っ張り込んで
泣いて
喚いても
許してなんかやらない
復讐の鬼は
仮面の下の
涙と
微笑みと
怒りを隠した
鮮血に染まって歓喜し
両手を挙げて
天罰を願った
夢であって欲しいと
小さな眼球の奥で
悪魔が笑った
ピンクの歯茎の中で
天使が野垂れ死んだ
求める未来を案じて
感想文を書こう
未来の自分に届けるために
今の感情を言葉にしよう
自分だけに分かる暗号で
オトナには内緒にしよう
これは悪戯
悪趣味な子供の
言葉遊び
オトナの自分には届かない
記憶の彼方の
無垢な怖さが
丁度良い暖かさが
確かな事だらけで
現実は生きづらい
現実と言葉がリアルで
作られた笑顔しか作れない
自分は自分?
胸に手を当てて聞いてみな
鏡に問いかけて
やる気は出さずに
いつかは成熟できるように
それまでは
知識を蓄えて
英語を覚える
ヘッドライトに立ち向かい
鋼の心を身につける
犯罪は限りなく
人間のエゴは認めない
全ては嘘に聞こえ
真実は闇の中へ
闇の中を探しても
手探りで歩いても
希望のものは見つからない
鬼にバレないように
そっと日記を盗み出す
お前の日常に興味がる
取った取らないのケンカは
時と共に薄れ
いつか笑顔で走れたら
きっと晴れた思いに
すがすがしく
流れた試合も元通りに
未来は積み重なるだろう
間違った道も
補正され
でこぼこも無く
素晴らしい
綺麗なコンクリートが出来上がる
歩くたびに音が鳴る
楽しい道が
無機質が奏でる音楽は
まるで仮面で踊る
子供の大群のように
妙な恐怖を覚え
微かな昆虫でさえ
偉大な存在に見える
生きられない弱さを胸に秘めて
デカイ欠伸で目を覚ます
小鳥のさえずりは聞こえない
この耳栓で閉じた脳みそじゃ
公開された中身の中で
甘い和菓子に舌鼓
見慣れた姿に涙する
陽気なキチガイ今日も行く

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