水曜日, 12月 17, 2008

yes×キリスト

ほろ苦い記憶を繰り返す
自由な行動のようで
不自由な魅惑の輝きも
送り出し放出
リアルな分別の先に
反省の弁も無い
人の土産のごとく
無意味な押し付けを放り投げる
止まった時間も戻せない
宝石のかけらは
輝きを無くし
欠点の無い悲しい視線も
魅力のようで
空腹のピザ屋のような
手に届かない申込みならば
きっと誰もが認知している
黄色い 
黄色い
鮮やかなワゴン車で
駆け抜けた
絶妙な料金設定でも
無くした記憶は
拙劣な怒りだけが
微かに残る

透明人間に憧れて
才能に憧れて
創り出す事に憧れ
脳の記憶に憧れて
煌めく刃先に憧れて
無邪気なオトナに憧れて
永遠に憧れて
その先へもまた
好奇心

煩悩に失望し
記憶に感化され
消失感に打ちのめされて
感情に罵倒され
リアルな星の瞬きも容赦無い
劣等に隠れ
消化する事も容易くない
卑劣に紛れた
凍寒のごとく
身動きの出来ない
幼稚なパトロールでは
嘆く事も
嗜む事も
指導者の意識次第で
地味な香のさきに
透明な感情は
汚れた味方の
真っ当な支配力によって
滑り落ちる楽しみの中で
不吉な余情に
武者震いがする程の
湧き上がる鼓動を感じ
未開の地でも
口先ばかりの天敵によって
胃が回転するばかりか
威風堂々と転居を繰り返す
憎しみのかけらのように
勢いに縋り
休日に届くはずもない
伸ばした手を
やりきれない孤独な死でも
価値の知らない
過激な失速の中で
終わりが見えない
恐怖に満ちた
爪先に託した
井戸にはフタをして

もしも願いが叶うなら全てを消して下さい

××××××
アーメン

火曜日, 12月 16, 2008

◆追悼◆

消えちまったお前

まだ先を眺めていただろ
まだ過去を笑いたかっただろ
世界に負けたんじゃない
自分に負けたんだ

お前以外は全員が異常さ
消える方がよっぽどまともだ
私はその考えに賛同するよ
世の中はお前を認めないだろう
負け犬だとあざけ笑うだろう
ただのキチガイだと
見て見ぬ振りをするだろう
耐え切れなかったんだよな
そんなに強くは生きられなかったんだろ
楽になりたかったんだ
普通が異常に見えるんだもんな

私もお前と一緒だよ
仲間なんだ
お前が消えたら一人だよ
立ち向かう根性もない
私は考えるのが嫌いだから思った事を行動しちゃうんだ
言葉は信用できないから

でもお互い言葉をいっぱい交わしたな
思い付きの嘘を朝まで語った
あの映画俳優の悪口を朝まで語った
無言で音楽を朝まで聞いた

くだらない地球に唾を掃きかけた
お前の生きた証は
ここで抹消
私の心の片隅で
ずっと監禁してやるよ

飯は食わせない
自分の事は自分でしろよ

切れない糸は無い
尽きない水は無い
止まらない心臓も無い
伝わらない思いはある
目に見えない感情はある
消えない愛は…

微妙だな

セオリー通り 視界良好

闘いを望みをせずに
ただ朽ちるだけ
朽ち果てるだけ
たった一度の人生だから…
なんて無責任で
なんて軽はずみな言葉
この世に生を授かってから
この言葉ひとつに縛られる
たった一度の人生だから…と
自由に生きたいと
自分の思いを伝えたいと
その存在を伝えたいと
誰もが抜けられない
深い闇に沈んでゆく
自ら止まらない歯車へ列をなす
誰かが作った自由という名のレールを繰り返し唱える
ハッピーな人生
自分の証明
死ぬために生きる矛盾
裏腹ばかりの笑顔の中で
薄気味悪い灯台主のように
嘲る幸せと共に訪れる
空虚は初冬の日差しのように

気付かないフリで自由を叫んでみても
言葉に占拠された脳みそでは
もはや何も感じない
全ては言葉に変換されて
流れ作業のように
セオリー通りの表情を浮かべる
言葉以外を感じられない人間でも
夜寝る前の闇の中で
静かに
静かに無を感じる
自由という言葉を発しない
その瞬間こそが求める空間だと
知るよしもない
死ぬための豊かさを求め
死ぬための快楽を求める
他人との協調しか感じられず
極端な人間選別
通り魔は何を思った?
作り上げた人間像は
無意味なオブジェのように
ただ居座り
ただ眺める
死への恐れを宥めて
言葉で諭す

勇気では無い
ただ人の死を身近に感じたかったんだ
平等では無い命でも
平等な瞬間は訪れる
魂を遮った目線の先にさえ
漂う最弱者を吹き飛ばし
陽気な髪型で
水路を渡る
湧き上がる鼓動の力
終わらない咳が続き
長い夜が
永遠に好きな絵を描き
羅列された小人に誓い
階段の上では
光らない鏡に姿を映す
流れる白い流星は
消えない花火に似た
眩い程に透明な
指の長さを測り
失いながらも諦めずに
乾いた湖に願いを託し
国籍も飛び越えた
死の重さに心を打たれ
こんな微力でも
踏み出す幅は違っても
どんなに離れた時間でも
奇跡は感じるもので
実感するものではない
言葉の奇跡は
奇跡に似た言葉で
本当の奇跡は
言葉を忘れた時に感じる
時間の長さ
捲れ上る血脈の顛末に
長いテープのスタートライン
気付いた音量の中には
威圧する態度に飽きた
見事な勝利
投了するまでは
投了するまでは

水曜日, 12月 03, 2008

現場にて

偶然が知らぬ間に通り過ぎる地上の嘘でも
近くても触れられない現実で流れる水しぶきのように
輝いても決して振り返らない
憎悪のように膨れあがる
無限の記憶の中で
知識が身につく前に教えて欲しかった
人間の矛盾に気がついても
声もあげず
楽しみも無い
生きるだけのルーレットさえも
ただの一連の流れだという不信感が生まれ
泣きながら辿りついた真実も
微笑む事の無い
絶望が輪唱する
囲いの中で育つ
生きるだけ
生きるだけ
生きるだけ
生きるだけ
生きるだけ

限りを自分で見つけたら
空に向かって投げ飛ばそう
そいつはきっと悪魔の手先
言葉に乗り移った地獄の使者
感情に住み着いた天国の憎しみ
神様が捨てた粗大ゴミ
腐った自分が嫌いでも
変わる必要なんてない
他人を見下す事もない
頑張る必要だってない
こんなチンケな世の中で
だれだって笑って通り過ぎてく
ぶちのめす必要なんてないさ
あいつの命も後60年
終われば全ては灰になって
目にも見えない微生物の食事だ

伝わらない言葉を吐き続けて
理解されない絵を見つめ
声にならない感情の奥底を
皆の食事にさせよう
そんな幸せは他にない
この全てを
皆に捧げよう
電線がショートする程の
眩い中で
目を覚ますように
目に見える景色が
全部真っ黒になりますように
色をもたない
燃えるような
感情の世界で
一人ぼっちで夢を見た
飛行機には乗らないんだ
地球は両手の中に隠して
あとでコッソリ
踏み潰そう
ちっぽけな
存在を確かめるように
音もしない
最後を迎える
襲う闇の中で
地獄の使者が見つめる中で
ようこそ現場へ
目に見える現場へ
たった今から始めよう
この頭から
全てを創造できるように
全てを破壊できるように
スイッチはポケットにしまって
最後は笑って
ロックを叫ぶ
タバコの煙にすらかなわない
か弱いテメーを守れるように

木曜日, 11月 20, 2008

スローモーション

全てがスローモーションに見えるんだ
誰もがゆっくり…ゆっくり…ゆっくり…ゆっくり
急ぐ人は誰もいない
街中のみんなを通りすぎて
横目に見る綺麗なお姉さんにウインクをした
素早い僕には気付くハズも無い
ゴール地点なんてない
ただただダッシュで駆け抜けるだけ
高速戦闘機のように
両手を広げて
全員を追い越してゆく
羨ましがる暇も無い程
お前の横をほら
通りすぎていくよ
ただ会いたいあなたの元へ
巡る足は止まらないんだ
あげるプレゼントは無くても
熱い気持ちは止まらないんだ
溢れる金は無くたって
湧き出す気持ちは止め処ないんだ
帰れなくたって
この足は止まらない
正面衝突しようとも
この足は止まらない
決して止まる事のない
街中がスローモーションに見えるんだ
小さなデータがトレンディでも
僕にはでっかい星が宝物
輝く宝石がランキング1位でも
僕には汚い文字しか書けない
ナイフとフォークは不得意で
英語も話せやしない
スマートなスーツは着こなせなくても
この熱だけは冷ませないだろ
考えたって始まらない
このまま走って落ちるだけ
でかい落とし穴は了解済みだ
人より早い時間の中で
お前の泣き顔だけはスローモーション
涙が地に着く前に
全焼させて
記憶を抹消させてやろう
もうすぐクリスマス
街中みんなゆっくり過ぎる時間の中で

水曜日, 11月 19, 2008

降り積もる雪
10年前の感動はもう無いが
やっぱり神秘的に映る

今年も人が死ぬだろう
それでも白い雪
寒い夜にはコートに包まれて
変質者のフリをして街を闊歩
たまにニヤけるだけで
人がほら 振り返る
噂話に花を咲かせて
今日の自分の無事を確かめる
あいつはオカシイ
なんて身勝手な言葉だろう
人には言えない秘密を隠しながら
死んだら消滅
無責任で暗い影も無い
普通を気取って
鮮やかな目線で
冷たい心を内に秘める
奴隷を好み
言葉も分からない権力を振りかざす
隠れてなんかいないんだ
ただ
恐れて近づかないんだろ
自分を隠すので精一杯なんだろ
忍ばせた狂気を
全面に出しながら
隠せない笑顔で
憎しみを誘う
地図のように複雑で
迷路のように単純で
幸福のように明快で
妖精のように淫乱な
自分の回路をショートさせても
触れさせやしない
腐れかけのその歯茎の異臭が
鼻をつくんだ
声を上げても助けはいらない
小説だけで十分だ
満たす事のない
一人分の玄関には
真っ黒なバラの死体
球体に見えた
過去のアーティスト
東京の空で何を思う
信頼と裏切り
何て言葉じゃ理解できない
まだレベルが足りない
コンタクトが来て
返事を出した
薄暗い太陽の下

抑えても放出可能

一人で入る無料の入口は
淫靡な誘惑の派手な色彩で
名前の入ったスーツの男は
茶色いサングラスの下から
品定めをする
婆の薄汚い口元からは
嗅いだ事の無い異臭の他に
人間では無いプログラム
記憶された全てなら
この違いに気づいたはずだろう
ムカつきを抑えて
湯に浸かる前に鋭利な刃物を想像して
流れる淡白質のその魅力に
目を伏せる面白半分のリサイクルショップ
全部は全部
中に入ってもまた着飾った悪魔だけ
この名前は産まれた時から
峠を越えたお前の後頭部は
早く病院を紹介したい
噂話に嫉妬して
妄想では殺戮を繰り返し
使わない言葉に反応しても
下半身は無反応
微妙の一言で終わらせる
コメディアンのめでたい思考回路に
共感を覚えても
ただの線と色と脳みそのシワ
未来の通過地点は容易でも
その範囲にはこんなに恐怖はない
停める車でも
その光った年号でも
甘えた声で暴走した動物が
流れに任せて正当防衛
法律も緑も感情も地位もない
もちろんお年玉も
その間が消えかけても
ホラー映画をコレクション
黙って歩く
佳境では
無心が勝つと誰もが信じ
網目に捕まって
笑うお前が
感触に躓いた
巨大なボックスは
星の輝きにも似た
無限に広がる思考回路

火曜日, 11月 18, 2008

不名誉

勇気をくれよ
際限の無い勇気を
祝い事は風のごとく
見たことの無い白なんだ
さわやかとも違う
私の肩越しを通る
生臭い汚いお前
魚屋さんを夢みて
肉屋で骨をしゃぶった
SEXという快楽に
魂を売った私とは違い
お前をホッチキスで繋いだ
可愛らしい下僕のごとく
苦いジュースは快楽で
毎朝の暖かな食卓は
いつも私を慰めた
お前の肉棒でも頑なに
紙を持ってペンを持つ
家族で語った今日の出来事は
禁煙家の冴えない下水
狭い場所が大好きで
箱庭競馬にもうんざり
黒と灰色に染まって
血の匂いに嵌ったんだ
止めてくれても搭乗しない
15分のリミットは
きっと悪魔の囁きで
サインを申し出てくれ
まだ整形の途中
燃えている帰宅先の電車
影の下で輝く
死んでも名指ししてやる
赤い赤い赤い赤い
猟奇的な火災の後で
痴漢野郎に成り下がったな
厚い皮に遮られ
観光に出かけた
流した帰郷に気づいても
早く早く舐めるんだ
その中指がテカり出しても
松葉杖が夏の風物詩
スルーして気絶しな
考えても
枠に捉われず
私に膝まずいた
勇気を食べても
最新宇宙に飛び出して
快感と苦い思い

走る軍団

眠いのは誰のせい
生活不順な自分のせいなのか
お気楽な世の中で
シビアな時を過ごす
言いたい事を言ってれば
全てがノープロブレム
そう思ってた
いつまでも子供のままで
ワガママは言わないで
睨みつけて下を見る
それで街を歩けると思ってた
明日は夢で見る
ただそれだけ
持ってる金も勘定できない
そこらじゅうにほら
金は溢れてる
野生の本能全快で
金はほら
溢れてる
頑張るなんて思いもつかない
全力疾走
サウナに居たほうが安心だよ
勝手な想像
もう眠たい
みんなが踏みつける
どーって事ないさ
振り返る奴はだれ一人いない
どーって事ないさ
まだ拳を握る勇気はあるよ
中指立てる元気はあるよ
目を見開いて
充血だらけでも
涙は見せない
帰って来てもベッドは無いさ
楽しい夕食なんて要らない
あの猫と同じ夢を見たい
お祭りなんてクソくらえ
お前の葬式をぶっ壊す
そんな間抜けなシラケタ顔じゃなかったろ
そんな音楽で満足か
腑抜けて突っ立てたって
スタートラインはまだまだ先だ
眼鏡をかけて
見てみろよ
芝生はまだ青い
まだこれから
まだこれから

ワンシーン

格好を気にして生きてきた
今までもこれからもきっと
人の目線が気になり
どうせ気になるなら…と目立つ格好をする
派手だ
どんなもんだ
自意識過剰になっても見失わない
底は深い
見えない程
深い深い深い深い深い深い
きっと届かない程
誰も見たことが無いんだろ
良く知ってる親友も
見えない何かに怯えながら
ガキの頃の担任教師も
見えない何かに怯えてる
今なら少しは分かる気がする
実態の見えない不安
そうか
悪魔が巣くうとはこんな気持ち?
リアルじゃない嘘は聞こえない
触れられない明日が来ても
黙って通り過ぎるだけ
駆け足で駆け足で
走って喚いて踊って考えて
理解不能な自分の脳は
逆流中で洗浄中だ
真っ青な目の周りだけがはっきりと
焼かれて泣き叫ぶ子供でも
人間以外は無関心で
明日の予定は未定でも
寝不足の昨日でも
新聞に広がった無意味な話題でも
全部ページに埋まった気が遠い作業
見出しも内容も
完全に一つの塊で
ようこそなんて
良く出来た嘘の中の嘘
仕事の半分も見ていない
生ぬるい煮えたぎった冷たい氷
笑顔を見せても
出るのは涙と排泄物
一生進むベルトコンベアでも
違う違う
一生進まないベルトコンベア
まとめる能力を感じても点灯したら
さようなら
支離滅裂な言葉で
言動すらまともじゃない
中では24時間働いている
電話も出ないで働いている
理解に苦しむ汗をかき
流れる記憶を掃き捨てる
貯まった汚物じゃ作れない
綺麗なガラスのモンスター
ちゃんと聞いても効いてない
特効薬は亡骸で
最終作業は夢のまた夢

土曜日, 11月 15, 2008

オリジナル

ゆっくりと顔を上げる
君の枕は僕の膝
長くて茶色い髪の毛が僕の鼻元をくすぐった
君の好みはロマンチックな色男
そんな奴にはなれはしない
僕はオリジナルで
他の誰のコピーでもクローンでもない
21世紀のオリジナル
日本に舞い降りたオリジナルだ

君に手紙を書くよ
僕の想いがたくさん詰まった改心の作
君の好みはストレートな感情
そんな素直にはなれはしない
想いを包んで僕なりの言葉で綴るよ
この執筆もオリジナル
蔓延るフォントとは一味違うだろ
神がくれた才能
僕なりのオリジナル

二人で散歩に出かけよう
紅葉は大分枯れたけど
とっておきの場所があるんだ
君の好みは眩い空の下
そんな輝きは必要ない
影の下で二人丸くなるんだ
凍えるほど寒くはないよ
暖かいセーターを着ておいで
風邪をひいたら看病するよ
良く効く愛用の薬
オリジナルの配合で
ハイになるまで曲を鳴らすよ


どーって事ない世の中で
どーって事ないオリジナル
自己主張は封印されて
人の顔色ばかりが気になって
冴えない声で生きて行くなら
万引しても踏ん張って
ガラガラ声で生きて行く
辛くなっても分かりあえる
君が隣で泣いてくれたら
僕が元気を分けてあげるよ
君の涙が一番悲しいんだ

一生のうちで一つだけ
もしも願いが叶うなら
隣のクラスのあいつのクローンで生きていきたい
そしたら皆の気持ちが少しでも分かるだろう
オリジナルで生きて行く
勇気も気合も要らないんだ
これが普通でこれが僕だから

今日は二人でドライブに行こう
遥かかなたの蜃気楼に
夢にまで見た静かな庭園
100キロで飛ばして
どんどん進む
生まれ変わっても僕はオリジナル
君をきっと探し出すよ
混乱する頭でも
引き出しに閉まっている
君との思い出を地図にして

木曜日, 11月 13, 2008

服従者の最期

憔悴しきった素顔では
感じる事さえできず
耐える事を覚えた
滞る連絡の違いにも
追加の出来上がりにも
不満足な怒りを覚え
乗りこなす外車の錆びが
目立ちだす頃には
想像した未来さえ過去の蜃気楼

卒業の頃には
勇気を出して不可解を唱え
見限った通りで焼身自殺
生き地獄は発注済みでも
延期された楽園は
走っても追いつかない
その細い腕の痕で語る
無言の威圧
通り越した景色の彩色が
小鳥の遠吠えのように
繰り返すだけ

幼稚な考えでは
過ごしていけない現実に
ただ無邪気に触った
闘争心のみが心の奥にひっかかる
金儲けさえ夢に見え
丸い背中が物語る
一方通行の山道では
振り返る事もできずに
恐怖を残して
マッハ50で駆け抜ける
どっかのメロディ



キチガイだらけの世の中じゃ
どうせこの声も届かない
僕のココロも知らぬまま
差別と偏見の塊で
見た目だけの判断はもうウンザリ
羨ましいなら飛び込んでみろ
こっちの水は甘いぞ
パスポートは持ったのか
そんな仮面じゃ入国拒否だ
人を見下し
一ミリも動かない目玉
仏頂面にはオペラがお薦め
歓喜の声に泣いてみな
右見て
左見て
まっすぐ歩いてご臨終
他人の目ばっかり気にして
ギターに触れた事すらない
金髪の女に
言い寄っても
ファックユー
鏡を見てから出直しな
まずはユニクロで買いものか
マイ箸持参でファミレスか?
余計なお世話だっていい
聞いて見ろ
地獄で両親が待っている
今すぐ飛び込んで
灼熱の釜で感動の再開
人生いちからやり直し
リセット押して
刃物を見つめろ
心に解いて
答えはいつも自分が持ってる
妄想にも自信を持てよ
想像にも遠慮はすんな
限界はない
悪魔を毎晩呼んでみろ
朝には快適な青空が待っている
タバコをふかして
ジャンプしろ
高速道路を逆走しても
文句は言わせない
お前の汚れてかすれた声じゃ
心臓には届かない
目からビームが出る程に
熱い思いでウタってみろよ
ロックでパンクな
地球の中で
キチガイだらけの世の中で
まともの意味は誰もしらない
訳してみろよ
Have my male caliber in its mouth
Discharge slaver like a sow
The dog that you who is abnormal who are indecent lack brains

水曜日, 11月 12, 2008

お好みメニュー

君がくれた涙

君がくれた温もり

愛した分だけ 愛されたいと願った 僕の負けだった
君の隣にいた時間だけが永遠に静止画のままで

繰り返す言葉の意味を
声にならずに想っている

優しい気持ちになれた
ただそれだけで ありがとう 感謝の気持ちが溢れ出る

あなたを大事に思えた感情の豊かさが
僕に希望をくれたんだ

光が射して
曇りが晴れたんだ

言葉は言葉しか生まないけど
言葉では表現できない
心の誓いが きっと誰にも あるはずなんだ



こんなウタがお好みで?
通り魔のように刺し殺し歩くだけ
言葉を垂れ流し意味も無い感情の挿入
濡れない顔を曝け出せ
非常識なその面を
どうしたって人生は下半身から生まれた身勝手なゲーム
誓う相手は下僕でも
誓う相手は奴隷でも
誓う相手は愛人でも
誓う相手は肥料でも
誓う相手は百足でも

果ては違っても
着地は一緒で
誰にも言えない価値がある
悪意のある戯言に
空を飛ぶ夢を見ろ
白を基調にした部屋の中で
最も醜い鏡をみろよ
絶えず血は流れ
残酷なメニューが食卓を彩る
満面の笑みで血がしたたりながら
愛する人を片隅に考える?
現実逃避の先には
豚を殺した地獄が待ってるよ
どっちが正常か悩み苦しめ
エゴの世界で殺しを正当化
命は同じでも
豚は殺す
ミツバチよりもアメンボよりも価値の低い
豚や牛や羊や魚や…
肉食獣の人間がほざく愛のウタは
慈悲のまるでない言葉の形
悩み苦しむ事も無い
利益的な殺害
自分の肝臓を差し出せ
豚の為に肉を差し出せ
見たままの自分を愛せ
飼われている実感を

たどり着く先にもまた
感情だけの
食物連鎖

妖艶

その視線にいつも心は踊り狂い湧き上がる鼓動の熱が込みあがる
触れたい衝動を抑えても離れない眼球の奥でもどかしい程の痒み
単なる見過ごし単なる思い過ごし脳みその錯覚は離れない感覚
同一色のアンバランスな美的センスをくすぐりながら罵倒する口元
演じるようでも叶わない陽気な左右真逆の感覚で
キラキラとした参列者の列に愛想を振りまいて嘆く通り魔にも
愛の手を差し伸べてユーモアが同居した俊敏な自由な言葉を
凍りつくまでの長い道筋でも暖かいスープが待っているような
公開生放送でも緊張もせずに夕張メロンを食べ尽くした
喉元まできた飛沫と同じスピードの血液はスイカの汁と同じ色
トロトロとした愛液に混ざり合った美的センスと美的感覚は
自分の片手で処理するように虚しい行為ではなく
狂気と獣がセックスの果てに辿り着いた人殺しの兵器
大国に灯る一点の宿明かりの下で絡み合う男女を想像しながら
眩い充電器は機種変更の時までの出会いであったように
悪魔に使える島国の愛人は通り過ぎた印刷の墓場まで着いて来い
長時間の愛撫で腫れ上がった臀部と同様に真っ赤な眼球を刳り貫いて
くくりつけておきたい衝動を止まらない弓矢の上向いたカーブと一緒に
絶えられない言葉と攻め立てられる滝の流れと想像する最大の倒立
勇気とも違う掛け声が待っている詐欺師と知りながら全うする任務
熱い水をかけられて目が覚めても目が覚めない夢の中
起き上がる情熱は忘れて眠りについた甘い言い訳だって聞かないような
消えたい影の愛された溢れた森の奥で会えない敵と匂いの融合をして
どうでもいい感情も見えないさえずる小鳥では違いすぎる
友情でも無く同情でも無いただ愛した子供と同じで殺した感情はさばくに流れた

それでも自己満足

真実のように素直に笑うその横顔に
吐き気をおぼえたのを知っている

すらすらと長い感想をはなす
他愛もない会話に唾を吐きかけた

血管のように長く黒い美しい髪に
纏わりつく毒蜘蛛を想像して

夢にまで出た殺意の答えは
自虐的な自己愛で
不登校でも睨みつけて
全世界を敵にまわしても
生きていけると信じていた
最悪の結末は
メモリーカードに葬った

能力の違いに戸惑う
先人の知恵とも違う
表現の自由が燃え盛る
歩むべき人と
歩むべき人生を

嘆き悲しむ前に
再確認
諦めを感じても
無理やりにこじあけて
快楽とともに
遮る到達感
金メダルも通り過ぎ
幼少の名残でも
優しい笑顔を胸に刻む
憔悴しきった遠い目に
丸テーブルの肌触り

概ね良好

不眠と戦

血生臭い垂れ下がった見慣れた面影に
懐かしい匂いすら感じて
滑稽だった記憶が蘇り
目の前に血脈の筋がはっきりと
映し出される
投影された素顔の暗号と
ただひたすらに
深海に飲み込めれるようにと
願うだけで震えがとまる訳では無い

道なりにまっすぐに向かう
曲がり角も何も無く
ただ延々と長く長い
尾行も避ける
目の覚める直線
争いに巻き込めまれた憂鬱に
感じ取られた殺気
孤独の未来には
絶望は無いのかな

酷い怠慢の後に
落ち着いたコーヒー
意見や質問も
期待外れの30点
遅咲きのデビューでも
睡眠薬は必要か

無人島での生活を夢見ても
屍の再来に終わる
あての無い旅路の末に
男女共用の無謀な
再生
鳥類であるが故の
苦悩に死を想い
飛べない鳥に
敬意を表して
ナノサイズの小さな花

火曜日, 11月 11, 2008

死に場所

死に場所を求めて歩く
少しでも生きる可能性を探す

少しでも簡単に死ねる
落下地点を探す

楽になる
何て無責任で
自分勝手で…

辛いなんて他人には見せないで
でも決して頑張らない
気ままに時間が過ぎて
地獄への道が繋がって行く

明日の方向も見えずに
暗い霧の先にも光は見えない
恐怖は感じない
いや
感じない程に
鈍感に支配さていたのかもしれない

悲しむ顔を想像できず
罵りの言葉だけが脳裏に霞む

短絡的な情緒ですら
棒グラフは下降の一方で
悪いニュースすら
眼の奥で行き止まりになる

駐車場は満車で
黒と灰色の見慣れない車の列が
底へ底へと
交通誘導員に導かれ
流れて過ぎて行く

至福な笑顔の末に
引きつった笑顔を見せながら
そして
強張った笑顔で

そうか世の中は流れていると思ってた

流れていたのは自分で
他人だと思っていた
時間が流れ
時が流れる
空気が流れ
水が流れる
全てが進み
止まらない
交通整理は死ぬまで続く
無限のループ

守るべき法律は無い
卑怯も
隠し事も
曝け出す意味も無い
ただひたすらに歩き
そして歩く

空を見ても道しか見えず
道の前には道が見える
後ろにも道が
四方にも道が
面倒な歩行でも
流れられない人間は
自分の力で歩く
自力で歩く
振り絞って歩く

死に場所は……

月曜日, 11月 10, 2008

未完成の投了

投げ出す事は簡単だった
無視をする意味と同じで
毎食のマーマレードのこってり感と同じ
帰る場所のある記憶が
蘇った時にさえ
軽く頷き
後ろ向きで歩いた
思考回路の破裂と共に
罪悪感とは違う
無意味な悲壮感
熱いうちに食べつくす
バーベキューは
まさに
そのものだった
団欒に吐き気をおぼえ
賞賛には拍手をおくる
応援歌を無心で歌い
誇る背中も無い
トラウマと繋がった記憶が
無限ループのスピーカーのように
両サイドを流す
ライトに照らされた
本性の骨と皮には
きっと梯子をかけた天国へ
値札のつく事もない
この音楽には
低音も高音も
エレキ音も自然の音も
自分の声さえも
走馬灯のように走るだけ
理解を超えた
超人的な鬱患者には
愛の歌がピッタリ似合う
その手元へ届けた
バラの花が
色を失い
地層へ帰る
その時までは
眠りの中で
幸せな孤独の中で
きっと気づかない全てが
目をそらした欠片
夜空を照らす星空とも
尊い血の繋がりが
示す程度の
内臓器官が違う
地を這う
片足の無い男
支離滅裂な感情に
ひびの割れるショック
流した電流の数だけ
幸せがあり
涙があった
他人の家でのセックスも
いい思い出で
感じた白眼に垂らした涎
獣のお礼に
捧げた
チープなドレス
異端児を自負した
川の中の子供

木曜日, 11月 06, 2008

風景

見たままの風景
誰もが同じ風景を見てると
勘違い

人それぞれ
眼球の形も
色も

人それぞれ
脳みその形も
色も

人それぞれ
生きてきた道も
色も

人それぞれ
人生の感情も
色も

同じは無い
同じ人間はいない
同じは皆無で
隣をみながら道を歩いてる
追い越さないように
見失わないように

ゴールが全て違うなら
進む道が外れても
それもまた人生

自分が理解されない

いや
お前もまた理解されてないよ

馴れ合いの果てに
言葉だけの
信頼

変わらない違いがあるか
広く大きい海は確かでも
同一の海は確かでは無い

勘違いの
落語家師匠
言葉巧みに
目線を合わせ
声を揃える
笑顔で近づき
同じ色をする

同じ免許証を取り出し
兄弟のように
脳内を見透かす

苦痛に泣いて誤るな
死んだ目を他人に見せるな
敵は作らず
クローンも要らない

違う角度で笑い
異なる怒りで目を閉ざす
音程の違う唄を歌い
倍の歩幅で歩く
長い髪を靡かせ
低い思いで喘ぐ
冬に厚着をし
身を隠す

容赦の無い
航海に飛び出せず
画面の前で泣き叫ぶ

異色で着飾り
最低速で駆け巡る

毎日は全て違う風景で
価値のある記憶

送り唄

冴えない鏡の前に立つ自分

あんたの心を繋ぎ止める
足りない何かを必死に探そうと
見つめる視線の前には
ブルーが滲んで


きっと見違える程
街中の人が振り返る程
世界中の誰よりも

他人事のように
無意味な妄想を繰り返す


無償で与えても
報われないものがあり
届けたい思いは
きっと風に流れて
見知らぬ土地に辿り着いた

無知な自分の
無心を恨み
無謀な夢を描いて
無頓着なあなたの
無垢な笑顔で癒されて
無想にふけた私の
無毒な心は
無理を知っても
無効にはならず
無情なあなたは

孤独をくれた

二人だけの約束に
届いた願いの数だけ

あなたへの感謝と共に

数えた星の数と同じだけ

流した
青い涙の
罪の分だけ

あなたが残した
香り




苦しまないで
将来を見つめる事ができたら

きっと
祝福に包まれて
生まれた事に感謝して
赤い涙を流し

聞き届けたい想いの全てを
頭上の雲の
もっともっと上へ
遥かな地上へ

この記憶と
この感触と
この妄想と
長い長い
軌跡が
道となって交わるように

願い
夢を見る

水曜日, 11月 05, 2008

モノトーンの脳内出血

彩る色の無い
真っ赤な現実
他人事のように
過ぎる毎日の中で
ただただ見過ごす
塀の上の幻覚

検査の結果は以上無し
暮れる果てに立つ
日本一の山脈
幼い頃に見た
あのイラストが蘇る
今日は
特別な日なのかもしれない
思い出す事のない病気
クレイジーな
友人に頼む事にも慣れ
カレーライスと共に
願う
気持ちの底に蔓延る
幻聴の突貫工事
伝票に書き記した
生きた証
流れる水は
モノトーンに映り

火曜日, 11月 04, 2008

灰色の彼方

この瞬間にも
あなたは失うだろう
明日もまた
あなたは失うだろう
ずっと先の未来も
あなたは失うだろう
日々何かを失いながら
生きて行く

将来への夢を
希望を
目標を

報われる事の無い
世界なら
きっと誰もが
嘆き
悲しむ

それを信じずに
それを認めずに

意地になり
プライドを持ち
闘いを挑む

勇気を持って
飲み込む

吐き出すだけの覚悟を持って

返り血を浴びる理念を持って

時には反逆者のように
時には敵討ちのように
時には猟奇的殺人犯のように
時には異常性欲者のように
時には高額納税者のように

水曜日, 10月 29, 2008

追憶に屈せず

最後にあなたの声を聞いたのはいつだったろうか…
想い出す度に もう一度と願ってしまう

届かない涙と分かっていながらも
この気持ちに気づいて欲しくて 声を殺して 涙を流す
後悔は無くても
もしも を 考えてしまう
思い出だから 美しいと
悲劇のヒロインを 演じてしまう

きっと もう一度出会っても
何も 変わらない
過去には戻れない
全て あの時に
投げ捨ててしまったんだから



一人で歩く帰り道は
1歩を踏み出すたびに

自分を強くする
つま先から感じる振動が
心に響いて
ゆっくりと血が全身に流れる
毎日 自分は強くなる




二人の曲が流れたら
カフェの途中で泣き出すだろう

昔の自分ならきっと
走って店を出てたはず

二人の場所を通ったら
楽しかった出来事に
自然と笑顔になるだろう

あなたの欠片を見つけたら
静かに
そっと捨ててしまう

一人では生きて行けない 自分だから
せめて 強く生きる


あなた以上の人とこの先
出会う可能性は多分無いだろう

あの頃の自分は もう過去だから
強いあなたに惹かれた
自分は もう過去だから

晴々とした空に
涙を見せよう
これが最後になるように

月に笑顔を見せよう
過去を忘れないように

未来の自分に出会えるように

思い出は心の奥にしまって

火曜日, 10月 28, 2008

決して他人に見せる事の無い裏側。
違いの明らかな裏側。
中に手を入れて引っくり返して裏側にする。
鉄則の無い裏側。
暗い歩道を歩く。
カワイイと唸る子供。
何気ない会話。
騒音に近い噴水の水飛沫。
寄せては返す波の音。
地球を掘る無機質。
酒に溺れる未亡人。
殺到の上に立つ銅像。
ペイント好きな主婦。
着替えの早い1歳児。
鮮やかな紫色の茄子。
限りない地平線。
眩い花嫁。
辿り着かない地下道。
繰り返す兵隊蟻。
良く滑る大腸。
出来立てのポテト。
末路に感じる予言。
統制のとれた長い触角。
陽の光を浴びる白鳥。
流れ着く注射針。
盗んだ40インチのテレビ。
卵一つの侘しい生活。
耐えられない寒さ。
倦怠期の新婚旅行。
コーヒーの味。
瞼に下がるケータイ電話。

金曜日, 10月 24, 2008

肯定の竜爵

到底無理な話ではないか
サディスティックな天性の無常
探偵面したこの世で一番太いペンを振り回し
可能な限り執着を忘れない
灯篭の流れに固執した
縦色の銅像
ロックミュージックさながらの
孤独な回帰
有能な調理師の名を呼べば
卑猥な視線の紋白蝶
繋がれた未知
露呈される悪趣味な手相
運命とは
流れ着く孤島

木曜日, 10月 23, 2008

お正月

お前の声が響きわたるなか
更なる恐怖を感じない
到達する長い長い
気になる程の長い
真っ黒な先に
滑らかな穂先
振り返る全てに
捧げた祈りは
一途に届かない
残りはバラバラに
工場は再起不能な程に
感じる絶頂の奥には
眩いケミカルの匂い
目を剥き出しにして
はしゃぐ子犬の前で
卑猥な愚考
そして、ざわめくスポットライトでは
流れ着く
半分の赤
キチガイと言う名の
昔話
集まる大人の中で
戯れる粉々の世界
孤独との違いに迷う
ただならぬ気配に
便乗するオカルト
絶叫の便箋に
書き留める子守詩
死を願い
死を仰ぐ
死ぬ勇気の無い
流血の刃先
破傷の中に刹那の言葉
用途の違う無知
歓喜する瞳孔に
遮る喪中
羽ばたける腕で
暑すぎる前半
爆発を感じ飛び出した
メゾネットタイプ
考慮を感じない
誕生を祝い
赤ワインで殴り合い
デカイパイプラインで
葉にはほのかな
甘い誘惑
幻聴の具合いに
幻覚の再来
デザイン性の疎らな
屋外の自殺スポット
悲痛な殴り書きで
過ごす穏やかな
空気に訪れる
無謀
陽気な親友に
木刀の贈り物
温泉の素
マスコットキャラは撲滅
中には大巨人が
反目の打ち合わせ
急遽
連絡が入る頃には
狙い撃ち
貫通した緑の鉛
出た先のカリフラワー
くだらない報告
中身の無い
年下の戯言
さあ
今年の抱負を立てよう

土曜日, 10月 18, 2008

迷い込み…殺到。黄色いベンチ。

歩く道の先で待つ黒い影
遮る緑の無い遠いうる覚え
褐色の濃紺が
転がる歩幅で立ち止まる
視線が鋭く
闇に溶け込み追い討ちをかける
光合成をする朝顔は枯れ果て
見通しのよい先を目指す
細かい異臭を紫色に放ち
微かなバラの香を足跡に残す
透き通る爪の先には
ピンク色の肉片に
卵を産み付ける
堪らない痒さの蛆虫
凍りつく世界で
暖かい羽毛に包まり
通り過ぎる死人を見すぎた
無邪気の心の奥には
なんの曇りも無く
憎しみも悲しみの怒りも
何も無い
嬉しさも嘆きも苦しみも
何も無い
鈍感な奥に隠された
非常なまでの本能
更に苦しむ眼下の蛆虫
涙ながらに訴える
酸っぱい集光のテクノロジー
見過ごされた微かな未熟
限りある記憶
修羅の空き部屋で
成される儀式
更に迎え撃つ
救急の意味も無く斬首
消えかけた煙草
煙の先には
小石のパレード
殺気に満ちた
急勾配の停まらない感情
視線の先に待つ
悲しみの後生
希望の一滴の中に
生まれる
叶わない
花の香
燃え後に残る
全ての緑
満ちる
長い
花の香

土曜日, 10月 11, 2008

サイケデリックコンボ100連発×自傷行為的現象

どうも。
はじめまして。
私です。
未知なる限界を日々捨てて
妄想との共生の中、見上げる空を
感じて、絶望に慄いてます。
そんな中でも、毎日働き
向上心と気力は無いものの
人と話し、数字の計算をして
明日を想像し
頑張っています。

遥かに長い道を歩く気持ちを持っている
人と同じ感覚があるか不安に感じる
夜中に目が覚め
生きている実感を感じ

幸せと同時に深い穴に落ちる

たまには飲みに行く

木曜日, 10月 09, 2008

喜びの疑惑

流れ着いた先にある
予想外の歩数
地下の存在を確かめた
気持ちの奥に潜めた
安堵感
閃いた時が絶頂期と
瞬間を待ちわびた
蟷螂のごとく
舐め回す
汗ばんだ二の腕は
血生臭い皮脂の香りと
共に
吐き気を催すような
蛆虫にも似た
白髪まじりの眉毛
充血した目に宿る
奥底の不幸
下半身を露出した
感情の高ぶりは
獲物を駆る
シャチの様
階段を上りきった
息遣いで
更に
粘つく指の間を
舌で転がし
半分開いた目からは
笑みがこぼれる
聖水に近い涎を垂れ流し
垢だらけの足元は
黒く歪んだ
影絵が舞う
流れるように
麻雀をするように
口笛をふくように
パンクミュージックのように
勝利の雄たけびのように
鋭い鷹のように
苦されきった王国のように
南国のリゾートのように
半熟卵を割るように
領収書をきるように
軽やかなステップで
踊りだす
悲惨な過去を忘れ
見間違いも検討外れも
新たに印鑑を作るように
カマイタチに殺された猫の
供養も届かない
彷徨う果ての
愚かな強行
万歳の声も虚しく
響かないローテーションが
木霊する
森の影に隠れた
涼しい羽で
見下げた街に
暴言を吐き散らす
中身の帳尻がつかない
泣いた子供の
宿題を取り上げ
狙い打ち
篭りっきりの政府は
何を語る
待ち望んだ
ただただ軽い
薄れた人生
決められたルーレット
道変える外道
中身の詰まったグミ
梅の味
調子の悪い日本画
鎖国で進むカラスの戦闘
眺める地平線
堪らない鈴蘭

水曜日, 10月 08, 2008

中毒性の真性マゾゲーム

記憶に残る全てに
変わる中にある土色の乾いた水
振り返っても顔は見えずに
嘆いた
見覚えも無いすの姿には
消えかけた手の感触すら残せない
明日の欠片は影すら映らない
溜息に感じる寒い赤色
黄金の筋
引き金を引いたあなたには
360℃の虹が見えたはず
右胸が疼くのは
寝不足のせいだと気づいた
納得の午後になる未来が
怒号のように渦巻く
白い霊柩車の先に
大の字で広がるあとがきのように
乾燥した感覚では拾えない
挑戦者はパニック症が後遺症
休日にも冴えない口元で笑っていた
大草原に広がる
ビッグバンに中身を差し出し
困り顔の社長は
樹海で首を吊るし上げられる
輪のような帽子を被り
闘牛の群れで暮らすその姿は
シルクのスカーフをした
田舎の漁師のように
1年前を見過ごした
ウサギの内臓で息を殺して過ごす
幼虫のように
煙で明日を忘れた
健忘症の俳優は
年金を投資して
ビルの屋上から
アメリカ横断を見事達成
子供は後部座席に乗せて
赤と青のケミカルな配色で
風景を眺める
水洗トイレのように流れる
世界を見下し
ゴール地点はあと僅か
流れていたのは自分だと気づく
なのに向かえの窓では
神父がオナニーを始める
左手に握りしめたマリア様が
硫酸の涙を流し
神父は絶頂へ達する
悪魔が唾を吐き
核爆弾のごとく
皮膚を切り裂く
ベットの下に隠して
眠りにつこう
明日には光が射すだろう
何もない畑の真ん中で
ビールを片手に
乾杯しよう
国家機密をばら撒いて
多分
尿道が破裂する位
注射の針を不法投棄
事情聴取で塀の中だな
大泥棒の格好で
夜中を徘徊した昨日の思い出
愛しいパン屋に
落書きをする
たまには良い事も必要なんだ
こっちは
吐き気と闘ってんだ
左フックは脇腹へ
角材は延髄へ
直接入力ではりきった
持つ手は振るえ
暗号が走馬灯のように流れ出す
口を押さえ
市場へ走る
果物屋に紛れよう
スイカの隣で正座して
何とかその場を乗り切ろう
結婚式は明日に控えて
バージンロードで愛を語ろう
深い深い深い深い
長い愛の歴史を
死を分かつまで
ランナーに纏わりつく
小バエのごとく
ねっとりとした
口臭の奥で悪魔が笑ってる
中に隠したするどいフォークに
切れ味バツグンの長い
プラスチック
感激する程に
帰る足取りは緑に囲まれた
想う事はたやすいけれど
成す事は難しいと
初めて知ったあの日
全ての妄想が崩れ落ち
世界に絶望を隠せなかった
力で支配はできないと
悟られたあの日
分かった気で風をきった
過去が腐りはて
長い歴史が血で染まった
流した涙に感動もできず
歯車の中で
秒針だけが確実に進む
どっかの誰かは祭りあげられ
死を確認して安堵する
崩せない未来の全てに
名簿もスケジュールも無い
支離滅裂な感想文に
かける言葉も無かっただろう
目の奥で汗が浮かぶ
ピアスは自己表現
考えた事もない
痛みを感じない
ただそれだけで
人は振り返る
見下す幸福を持った人間には分からない
見上げる幸福を
信頼を持った奴には分からない
孤独の幸せが
普通の定説を信じて
流れる近代式の水洗トイレには
流れつく先が見えてないかもしれない
溜まった先に
何が待つのか
考えて欲しい
塊になった自分の心を
自己虐待で満足する
教科書に全てを託し
眼鏡で視力を補うのか
早い馬が勝つ常識では
この先も
未来も
ボタン一つで沸騰する利便性も
インスタントのコーヒーも
何もかも
炎の奥に宿る
一つの長い
無駄な

駆け込む事もできない
右脳を掻き毟る
奇声で始まる恋もある
それは愛の終わり
農家に感謝して
今日も靴を履く
束になった小人と共に
滝の下で輪を作る
自転車で駆け巡る
気の長い話
宅配便には分からない
切ないトラック
聞いた話で済まされない
責任の果て
依存の全てに
気持ちを込めて
常識の中で
立ち眩む
初めて飲んだ
アルコールを思い出し
黒人と盛り上がる
縄で縛られて
自由を奪われても
決して消えない
想いの中に
燃える確証の無い
石油の匂い
我慢を知っても
憤りを感じずに
道路の真ん中で
たまらずタッチ
挨拶も程々に
辞書の中に隠した
非合法な黒魔術
消しゴムで消せる程の
中身なら
風で吹き飛ばす
感じた記憶に
聖なる夜景
アルファベットに綴られた
家電の新商品
並べられたサイケデリックな
シルエットに色付けをして
願ってもない効果音
目が眩む中での作業も
慣れれば違いは無い
閉鎖的な人生の果てで
眺める風景は変わる事無く
季節が過ぎる
交わされる意味の無い
挨拶だけが生きがいとなり
不満を持っても
ゴミ箱に捨てるだけ
あっという間に倒れた
ドミノとの違いを探し
太腿に痣をつくる
ガスにまみれて
通るキチガイは
普遍的に流れる
食物連鎖であり
目標であり
確認でもあった
自信も持てと教えられ
革命を探し
それを力に変えた
半年前に消えた友人は
母親に殺され
昨日は
ゴムチューブで自殺した
バイク事故では死ねない
虐待の次に待つのは
見下す信念
パワーでは無く
目的だった
限りある事を知り
磁石を砂鉄で吸い取る
腐食する心臓に
矢が刺さる過去に戻り
花のようにドス黒い
木片を貫いた
幸せを感じた頃に

木曜日, 10月 02, 2008

さらば愛しのシルクハット

鮭おにぎりが定番と言う
お前の横顔には愛が無い
ボールペンの先に毒を塗って
一生笑って過ごせれば
はるか未来に聞いた
あの音は
はるか昔の出来事のように
走馬灯は走りぬけ
挨拶に来た猫には
見向きもせずに…
あの橋を通れば近道なのに
遠回りが好きな自分の
胸に聞いて見れば
寝タバコの見返りが
この気持ちの奥にある
煙の塊か
腹痛に変わる
長い声
あっちの方では祭りの太鼓が
波を送る超音波のように
数字の羅列に飽き飽きした頃
未完成の長い髪が
風に吹かれる
犬に跨って走った
あの夢に
粘着質の手紙に書かれた
短い愛の言葉
泣き顔が浮かぶ脳裏に
ファイルした契約書が
ダンボールの奥で眠る
後継人は闇に埋めた
痛い関節が
泣き笑いを浮かべた後に
首つりをして最後を迎える
部屋は燃焼
夕方の光に身を捧げ
ダイブする勇気も出ない
弱い心をカッターで
切り裂いた
心地良い手招きに誘われて
愛おしい目の奥に
三角の尻尾が渦巻いている
真っ黒なその顔には
空腹など微塵も無い
清らかな聖歌を口ずさみ
スキップで走りさる
育てた恩は遥か昔に忘れたか
名も無い雑草に名を付けて
釣りで一生を過ごす
赤い太陽を睨みつけ
その牙で八つ裂きにされる事を
夢に見る
二十歳の夏に感じた
寒さは病気にも似た
歯軋りが癖になる程の
爽やかな生臭さだった
もう目いする事も無いだろう
砂漠の真ん中
捨てた想い出

木曜日, 9月 11, 2008

残業手当

今日もお仕事お疲れ様と
彼女からのメールが届く
まだ終わってねーよ
どこの超能力者が隣にいるかは知らんが
とうの昔にイタコは辞めただろ
スピリチュアルにハマッて
あいつはトイレで自殺しちまった
葬式では笑ったよ
不気味な仲間が皆ニヤニヤしてやがる
バットでカチ割ったら
ありがとう。
お礼をいわれちまった
不死鳥になって飛んでけるらしいよ
不死より不二子とセックスした方が
100000倍最高だってのに
下世話な話が大好きで
タバコも中1で覚えた
妄想だけが膨らんで
二人でOLを犯しまくった
ビールを万引しても
言い訳はいつもしなかった
学校が大好きで
2階から飛んでは
拍手喝采
7回骨折したけどな
死んでも信用しなかった
あの水産加工工場の話
全部は嘘でお前が正しかったんだ
無理に過去を引き出さなくてもいいんだ
素晴らしい過去なんて無い
0から始まる全てが
お前は1人だった
今も過去も
未来は無い
終わりは無だ
気づかない不幸が全てだな
黒が似合わないお前も
いつかは白いネクタイ
その写真はお前じゃなかったのに
全部が逆なんだ
見せる顔が創造できない
今日は昨日よりも
倍くらい
投入しないと無理かも
心臓が停止しても
肝臓が壊れても
正常ではいられない
正常な誰かが生きられない世の中なんだから
最後の一言言いたいんだ
いや
やっぱり辞めた
そんな
遠くはなかったからな
近くても暗くて怖くて触れられない
そんな距離が好きだったな
嘘をついて会いに行くよ
今日は残業。
メールは返さない。

日記こそ軟弱な窮する国民の真の声と心得よ 弐

THE 5TH ANNIVERSARY なんてDMが家に届く。
お前の5周年を祝えと?
自分から祝って下さい。じゃなくて人が勝手に祝って
くれるものだろう?
そうじゃないか?
まあ、祝ってやらんけどね。
アメリカンコーヒーが好きで毎朝アメリカンコーヒーを飲む。
薄いコーヒーがアメリカン?
なんでだろう?
今まで、何の知識も無く飲み漁っていたアメリカン。
○調べて見よう。
日本においては、通常のコーヒーをお湯割りにしたものを『アメリカン・コーヒー』と認識している人達が多く、間違いが常識化しているのが事実である。 1970年代に落語家などが『ただの珈琲、お湯で薄めればアメリカン!!!』と茶化し始めたのがきっかけで、日本全国に『お湯割り=アメリカン』のイメージが定着してしまったようである。改めてメディアによる影響の強さを窺う事が出来る。 お湯で薄めずに作られる本来のアメリカンコーヒーは、浅煎りのため、苦味よりも酸味が強いのが特色である。しかしながら、現在のアメリカではスターバックスに代表されるシアトル系コーヒーの台頭などにより、昔日のような薄く軽い味わいのコーヒーを供する店は減少しつつある。
※参照/フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
らしいです。
なるほど。
自分は古い日本人って訳か。
気をつけて言葉は選ばなきゃな。
アメリカンいこーる薄いでは無いんです。
声を大にして言いたい。
大体、日本語英語みたいな言葉が多いんだよね。
普段使ってる英語?カタカナ英語?が英語圏では
まるで通用しなかったり…
日本人なら日本語で生きましょう。
諸外国との共生はまた別の話。
ふと考えつく事が多量に湧く今日この頃ですが、
降って湧いた言葉ばその場限りで忘れる事がほとんど。
絶えずメモなり、ケータイなりに書き留めておけば
良いのかもしれないが、就寝前のベッドの中には
残念ながらその両方が無い。
脳みその中にメモボックスがあって、
自由に取り出せる事ができれば…
最高に面白い人生が送れそうだね。
THE BULUE HEARTS
というバンドがあって(かなり有名だけど…)
また最近聞き始めた。
ショップやらTUTAYAを周って。探した。
『殺しのライセンス』って歌がある。
殺しのライセンスを道で拾って、
殺しのライセンスを拾ったソイツは幸せな気分で
正義の味方になって悪い奴を裁く。
みたいな。
『殺しのライセンス』
実に良い響きだね。
ん~
『殺しのライセンス』

水曜日, 9月 10, 2008

日記こそ軟弱な窮する国民の真の声と心得よ 壱

今日はピンクのワイシャツに黒の腕時計。
社長の誕生日だったので、苺のショートケーキを食べた。
前の社員はPCでソリティア約4時間経過。
自分に被害は無いから、お好きにどうぞ。
明日も極限に忙しそうだな。
コンビニで立ち読みしながら溜息をついた。
昨日買ったばかりのdVdでも帰ったら見ようか。
一日、時間が流れる風景を真顔で見つめている。
仕事とは、いかに真剣な顔で座っていられるか…だな。
ご飯は基本的にあまり食べないが、
作るのは好き。
今日は何を作ろうか…
あまりに、生活臭がする話題は嫌いなので
自転車で山を駆け巡る話でもしようか。
でも、
それはまたいつか。
とりあえず、きょうは…
おやすみなさい。

どれでもいーや。①

絵本(絵無し)
※改行の部分にイラストが入ります。
※イラスト随時募集中。


今日は3月21日
違うんだ、4月8日
細かい事は気にしない
7月でも12月でも
地球が何週周っても
どれでもいーや。
カレンダー付きの地球儀を手で転がしながら
心で思った。

「トン、トン、トン、トン」
台所から包丁でまな板を叩く音が聞こえてきた。
同時に赤い鍋から、美味しい湯気の香が漂ってきた。
今日はカレーかな?
心の中で小さく呟く。
「ジャーッ」
フライパンを軽く焦がす香ばしい香だ。
やっぱり、ピラフかな?
心の底で小人が踊る。
「ただいま」
誰かが帰って来た。
心の上でスピーカーが響く。
やっぱり、どれでもいーや。

ご飯はスープとチキンカツ。
「ほーら」
声が出た。
隣の人に睨まれる。
頭の左の方で、矢印の尻尾を持った笑顔の
猫が歯軋りしている。
笑いかけた僕に気づいて、
走って寄って来た。
近づけば、近づくほど、さっきまでの笑顔が
黒い毛の固まりだとハッキリ想像できた。
あ~
雲を眺めてた方が楽だったな。
現実に帰り、八分の一程食べたご飯を台所まで
自分で戻した。
ドアを開け、空を見上げると
外は驚くほどの青白さで晴れていた。
雲が無いのか…
ハトやカラスやすずめが空を飛んでいる。
まぁどれでもいーや。
雲の変わりに、飛行機を眺めた。

外が暗くなると、
飛行機も明かりを頼りに探すしかなかった
いや
もう飛行機など探していなかったのかもしれない。
300メートルも先のコンビニの明かりが
赤、黄色、白、様々な光で異様な風景を作っていた。
夜の散歩は嫌いじゃないが
ことごとく、却下された。
1回目はポケットにハンマーを忍ばせてたから。
2回目は三国志の小説を持っていた。
3回目は左耳のピアスを亡くしたから。
4回目は使い捨てカメラをデパートで盗んだから。
5回目は「ごめんなさい」を言えないから。
6回目は無かった。
悪いのは、僕じゃない。
隣の犬がうるさく吠えるから。
機嫌をとるような甘い囁きなら大歓迎だ。
でも、どれでもいーや。
外がダメなら
内で最高の遊びをしよう。
左の脳が叫んだ。

つづく…

栄養満点

飛び出しそう
遥かな世界へ
じめじめした下水道から抜け出して
身包み剥がされても
最後の1本になっても
自分に嘘をついても
コンタクトが割れても
従順なその姿は変わらない
栄養満点で
ビタミンBがたっぷり
朝に飲み干そう
どれだけの人が
振り返っても
信号で立ち止まっても
電気ドリル片手に
オウムの目玉を刳り貫いた
まつ毛が邪魔だと叫んだから
虹の彼方に飛び立ったんだね
ロープ一本のその影は
何を語る?
手に持つ聖書は
お前を救ったか
十字に切った指の先で
猫の胃袋を掻き混ぜる
どうって事無いさ
死に底無いのスキンヘッドは
こう叫ぶ
脚立の上はオレの陣地だ
まるで子供のように
そこはベッドの上
病院の便器はまるで
地獄の底みたいだな
女便所でセックスしたよ
あいつのあそこは
栄養満点で
最後は亡者に連れ去られたけどね
呼んだのはお前じゃない
踏み切りに居た
あの猫かもな
十字の仕返しは怖いって事さ
異教に触れても
決して触れられない
タブーがあるんだよ
輝く花火じゃなくても
夜空に輝くカラスがいたら
あの線路へ案内しよう
収集車でも勘弁
肥料になったらさようなら
来年は美味しい苺だね

炎の中に

メッセージ
てゆうか
さっきの奴
見たときは
ウサギだったのに
今日は
長髪だったな
固く笑って
手を振った
それは来年の会話か
来たメールも
全て無視
そんな毎日の中で
生まれたのは
汚い
病原体のような
言葉だけでは無い
もう夢も見ない
親父が言ってたな
好きな事をやれって
でも
好きな事は嫌いな事で
矛盾が大好きな
子供だった
釣りに行っても
釣れるのはフグばっかり
雑学だけが増えて行き
やがて
水も吸収できなくなっちまった
さらば青春の光
まだまだ若いのに
オートバイに跨ったあの日
海には自転車で落ちちまった
グーの相手にはパーを出した
自然の摂理に従った
料理本も読み漁り
夕食もプレゼントしたな
ピザを焼く釜は無かったけど
キノコのスープが最後だったか
そこまでの勇気が無かったか
リングに上がっても
汗一粒出なかった
それは緊張では無く
大物の予感だった
深海で圧力に耐えるまでは
飛び出した目玉に
恐怖を覚えるまでは
伝わらない全て
包み込んだ全て
燃やせば
灰になる全て
残った針が意味するものは?
どうって事ない
ただのメッセージ
ピンクにするか
黒にするか
迷う程度の迷宮の森
タイムマシーンがあったら
誰にもバレずに
爆弾を仕掛けよう
好奇心だけの
馬鹿なアイツが
吹っ飛ぶところが見てみたい
絶叫の中で
人々は何を見る
明日は自分と…
鏡に問いかけてみたい

火曜日, 9月 09, 2008

でしゃばらないで

輪になって歌う
輪になって踊る
真ん中には炎の塊
鋭く尖った
いらない部分
ピカピカに光った
大きな胸
オブジェ?
見えてない
過ぎた事でも
ハエのように
地べたを這いずりまわる
どっかで拾った
バターがあったよね?
あぁ
去年の
4月19日の話か
今年はその日が
無かったね
意味の無い会話も
幸せに感じるね
毛糸の中で埋もれた時間
これが
世の中のシステムか
全てを悟ったあの日
いや
悟ったのは
身体の一部か
そうだった
全ては禁止したんだね
誰かに語りかけるように
生の生物を
包丁で刺し殺した
それは自分が生きる為
ダメだ
違う人だよ
殺したのは
お前は食べるだけ
狂いそうな程
トマトの白に酔いしれ
頬ずりをした
赤ワインの元が何かも
知らずに
赤のパーカーが似合うと
思い込んでいた
おじいちゃん
その玉は何色?
聞いても返事は無いよ
全て分かってる事だから
あの、アブラムシと一緒さ
旅に出る
長い棒の先に
くっついて
寄生虫のように
唾液にからまる
反射した塊が
全てを察して
厚みのある
あの中に
ぼかしてある
全然違う
荒い素材
濃い目の
湯気で黒い照明
仕事は名ばかりだ
死にません絶対
手の動きが早くても
その通り
テンションのままに
ワインと
チーズが少し
お面をかぶって
それは嫌
勘弁して下さい
チョコのように
ホテルのように
軽めじゃ色の統制が
とれない
フェアとは
何で?
チェックのクロス
指先は
三角を作って
影響が無いように
選択肢は無い方が
いいに決まってる
決められた金なんだ
その事は文字に出来ない
力不足です
ニンニクをプラス
馬を飼ってる学校に
ウサギがバイクでやって来た
全ては脳内大革命
運動会は冬でも可能
これからも
何かの時に都合の良い
イタリアンは覚えない
新しい技術の上で
ピザを持ち上げる
焼き方は自由自在
一瞬を見逃さず
繊維は重く
脂肪の比では無い
埋もれた
コーディネーターでも
避けて欲しい
全ての匂い
さんさんに輝く太陽
雨を降らす
長靴の上に
ラッキーになれば
コキコキ切ろう
全て
取られてしまいたい
ウィークデーで
ライブする
横でも見てみて
モデルは無理だな
ギザギザに
特選骨
動きのある
国は違った思想
外の世界
真っ赤だな

Especially

There is not a reason that what looks for either.
The thing that wants to be told
It is a no bur in the reason that not is.
Do you forget if sleeping?
The thing : of tomorrow.
With what?
It is not in an easy unexpected thing.
To everyone
It wants to be nice.
Even if it doesn't shine
In the here smell
It ..Mu.. goes touching.
It is safe even if not laughing.
Being not able to do the smile
It is externals each other.
Did you have the dream?
Is the dream seen?
However, the dream :.
It is not a dream of seeing at night.
In the evening
In daytime
In the morning
Because to everyone
I think that there is an ugly mind.
It doesn't know.
そうだよきっと
No matter.
Do you talk?
Unpleasantness
The light shines.
In luster
The world that doesn't clear up waits.
Psychedelic
The Denden insect
It is for eight fangs.
To the world that doesn't clear up
There are five fairy tales.
It lost it up to four due to a fire.
One : to the bottom of the mind.
It is dark and dark.
Rain doesn't reach either.
Purple
Denden insect's story
The invitation tears are blotted.
It sounds in the mind.
On the stroll road
Without turning around
The scream is not heard.
Even if one foot is stolen
The sense of touch bends.
The eyeball is the nourishment full marks.
It is eaten.
Fruits are the chains.
Iron becomes water.
The leaf is red.
The road is dyed.
It is blue under the soil.
Temporary shelter
It is elderly persons' oases.
To the corner
The demon is waiting.
The airplane of the cloud
I want to present it.
It is not a cartoon of something.
This
Story only of princess
To the dish of the highest class
It is not allowed to lack.
Paprika
The smile previously
Always
I want you to call directly.
It is in that.
It is deep of the garbage accumulation.
To the new sun
Let's leave everything.
The color is free.
It came.
Freedom
Because it is an aught
The word freedom
No.
It knows everything and.
The mike is gripped.
The time of the limit passes.
Backing of the brain that doesn't want to listen is a cooled Yu
bureau. the word
Different thing?
Do it warm a little and will I eat?
Taking a picture moves by the synthesis on another day, too.
Harden and fat already
Two white squares are troublesome ..not suitable...
The setting was left.

とりわけ

何を探す訳でも無い
伝えたい事は
無い訳では無いが
寝れば忘れるか
明日の事なんて
何で?
楽な事意外に無い
誰にでも
優しくされたいさ
光らなくても
こっちにおいで
触らせ無いけどね
笑わなくても大丈夫
笑顔が出来ないのは
お互い様だね
夢は見た?
夢はみるか
でも、その夢は
夜に見た夢じゃないね
夕方に
昼間に
朝方に
だって誰にでも
醜い心はあると思うよ
知らないよ
そうだよきっと
どうでもいい
会話をするかい
いや
その光が射す
光沢の内側には
晴れない世界が待っている
サイケデリックな
デンデン虫が
8つの牙を向けている
晴れない世界には
5つの童話がある
4つまでは火事で無くした
1つは心の奥底に
暗くて暗くて
雨も届かない
紫色の
デンデン虫の物語
誘い涙を滲ませて
心に響く
散歩道で
振り返らずに
悲鳴も聞かず
片足を盗まれても
触覚は折れ曲がり
目玉は栄養満点
食べられる
果実は鎖
鉄は水になる
木の葉は赤く
道を染める
地下には青い
仮設住宅
老人達のオアシスだね
曲がり角には
鬼が待ってる
雲の飛行機を
プレゼントしたいんだ
何かの漫画じゃないよ
これは
プリンセスだけの物語
最高級の料理には
かかせない
パプリカ
笑顔の先には
いつも…
直接電話して欲しい
その中にある
ゴミ溜めの奥深く
新しい太陽に
全てを任せよう
色は自由だ
まいったね
自由は
無だから
自由という言葉は
無だろ?
全て知ってて
マイクを握る
極限の時間が経過して
嫌だなんて言葉は聴きたくない
脳のバックが
冷めて来るんだ
結局
別物?
少し暖めて
食べようか
撮影はまた別の日に
合成で動く
脂肪のかたまり
もう
二つの白い四角は
合わない
面倒だ
セッティングは
任せたよ

nothing is tallked about

Nothing is talked about.
It is not possible to talk.
The person doesn't hear the voice.
It is not possible to talk.
Do it reach?
I do not hear it.
Crush an empty can.
It quietly pats it by the hand.
The finger that breaks off paper
Sand passes.
Before long
Do it become light?
The sound
All
It doesn't do.
The voice
All
To externals of the wind
The current
The thing
It becomes a passage.
The passing thing
In tears
It is not possible to move.
In addition,
It is blue.
Everything
I want to hear it.
The telephone rings.
Why
When explaining to whoever
There are no one.
It is the same as the wave.
It is not a speed.
It is earlier.
It is peeped.
The sense
For a long time much
Only the eyeball moves.
12:15 etc.
Only the voice
Faintly
Slightly
Dying
To the way of the glow of a firefly
It might be providing.
However …,
It might be a mission.
Even if it goes out of west exit
The east is not seen.
It has understood.
Only the word
All
It is empty.
It doesn't reach.
It is direct in the brain.
I hear it.
The glow of a firefly
Is it ..becoming it.. Sei now?
The order
It waits.
Today's order
It might be a wharf rat.
Suffocation
Because it is painful
Nothing is talked about.
It eats everything.
The truth doesn't know
In falling not expected seeing
It is not dirty.
Even if you do not see
It knows.
Here
Everyone : in the god.
Everyone knows.
However, it doesn't talk.
Because it is normal
However,
Light disappears.
A little moment
The glowfly will shine.
In the truth
Everyone shuts its eyes.
Even if it goes out of the north exit
In south exit
Deviants
Upsurge
If it is not in the mirror
It knows.
I
Only
With red eyes
It believes.
Other many people
It gives oneself completely to the flame.
By eyes with a blue repulsion
Is taken.
Without knowing the unhappiness
Tomorrow
It is likely to understand.
It fell into the crack.
On the day
All : in the start.
The truth that cannot be told
The thing in my interior
It is not possible to become naked.
The word happiness is believed.
I feel the doubt all.
It feels horror in the sea of the night.
The word is swallowed.
Even if you follow the route
To the bone
There is no value of money.
It is made to dance in the truth.
The life
Making little
The car is made to run.
It wraps in a white costume.
It is a festival as for the flame.
The blade is sharpened.
It is a sink as for yellow blood.
It digs up the soil.
It shone blacking it.
It gets drunk on a sweet fruit and the be known.
Everything is forgotten.
It is not possible to talk.
Unpleasantness
It is not possible to talk.
It is not possible to talk.
To the word
There is no truth.
Then,
It is not possible to talk.
The meaning of the word
It is none at all equal.
Even if the word is derived
It is not possible to talk.
It
Desert
Sand and equal
It is thrown into the wind.
It falls into water.
Even if wandering
It is not possible to talk.
Tomorrow
Even if you believe
Even the justice
The black when it is a black
Red when it is red
Not being possible to say
It is not possible to talk.
It doesn't see it.

カタリナ

語れない
何も語らず
語れない
人に声も聞こえず
語れない
届かない訳ではないか?
聞こえない
空き缶を潰すように
手でそっと撫でる
紙を折る指は
砂を通り
やがて
光になるのか
音は
全て
を通さず
声は
全て
風の様に
今までの
事が
通り道になり
通る事自体
涙で
動けない
更に
青い
全てを
聞きたい
電話が鳴る
何故?
誰に説いても
誰も居ないんだ
波と同じ
速度ではない
もっともっと早い
覗かれている
感覚は
遥か昔から
目玉だけが動き
12時15分…
その声だけが
かすかに
微妙に
死にかけの
蛍の光のように
定めかもしれない
でも…
それが使命かもしれない
西口から出ても
東は見えない
分かりました

言葉だけ
全て
虚しく
届かない
脳に直接
聞こえる
蛍の光が
今な静かに
注文を
待っている
今日の注文は
ドブネズミかもしれない
窒息は
苦しいから
何も語らず
全てを食べる
知らない真実が
見えてる見ないふりで
汚れてはいない
見なくても
知っている
ここでは
誰もが神で
誰もが知っている
でも語らない
正常だから
でも
光が消える
わずかな瞬間
蛍は光るだろう
真実で
誰もが目を瞑り
北口から出ても
南口では
異常者達が
盛り上がり
それは鏡では無いと
知っている
自分は
唯一
赤い目を持つと
信じている
その他大勢は
炎に身を委ね
反発の青い目で
暖をとる
その不幸を知らずに
明日には
分かるだろう
割れ目に落ちた
その日から
全てがスタートで
語れぬ真実が
自分の奥にある事が
裸にはなれずに
幸せという言葉を信じ
全てに疑問を感じ
夜の海に恐怖を感じる
言葉を飲み込み
道順に従っても
骨には
金の価値は無い
真実に踊らされ
命を
軽んじ
車を走らせる
白装束に身を包み
炎を祭り
刃を研ぐ
黄色い血を流し
土を掘る
黒く光った
甘い果実に酔いしれ
全てを忘れる
語れない
いや
語れない
語れない
その言葉に
真実は無い
それでは
語れない
言葉の意味は
皆無に等しい
言葉は出ても
語れない
それは
砂漠の
砂と同等に
風に流され
水に落ちる
放浪しても
語れない
明日を
信じても
正義でも
黒を黒だと
赤を赤だと
言えないのでは
語れない
見えてはいない