水曜日, 9月 10, 2008

炎の中に

メッセージ
てゆうか
さっきの奴
見たときは
ウサギだったのに
今日は
長髪だったな
固く笑って
手を振った
それは来年の会話か
来たメールも
全て無視
そんな毎日の中で
生まれたのは
汚い
病原体のような
言葉だけでは無い
もう夢も見ない
親父が言ってたな
好きな事をやれって
でも
好きな事は嫌いな事で
矛盾が大好きな
子供だった
釣りに行っても
釣れるのはフグばっかり
雑学だけが増えて行き
やがて
水も吸収できなくなっちまった
さらば青春の光
まだまだ若いのに
オートバイに跨ったあの日
海には自転車で落ちちまった
グーの相手にはパーを出した
自然の摂理に従った
料理本も読み漁り
夕食もプレゼントしたな
ピザを焼く釜は無かったけど
キノコのスープが最後だったか
そこまでの勇気が無かったか
リングに上がっても
汗一粒出なかった
それは緊張では無く
大物の予感だった
深海で圧力に耐えるまでは
飛び出した目玉に
恐怖を覚えるまでは
伝わらない全て
包み込んだ全て
燃やせば
灰になる全て
残った針が意味するものは?
どうって事ない
ただのメッセージ
ピンクにするか
黒にするか
迷う程度の迷宮の森
タイムマシーンがあったら
誰にもバレずに
爆弾を仕掛けよう
好奇心だけの
馬鹿なアイツが
吹っ飛ぶところが見てみたい
絶叫の中で
人々は何を見る
明日は自分と…
鏡に問いかけてみたい

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