木曜日, 10月 23, 2008

お正月

お前の声が響きわたるなか
更なる恐怖を感じない
到達する長い長い
気になる程の長い
真っ黒な先に
滑らかな穂先
振り返る全てに
捧げた祈りは
一途に届かない
残りはバラバラに
工場は再起不能な程に
感じる絶頂の奥には
眩いケミカルの匂い
目を剥き出しにして
はしゃぐ子犬の前で
卑猥な愚考
そして、ざわめくスポットライトでは
流れ着く
半分の赤
キチガイと言う名の
昔話
集まる大人の中で
戯れる粉々の世界
孤独との違いに迷う
ただならぬ気配に
便乗するオカルト
絶叫の便箋に
書き留める子守詩
死を願い
死を仰ぐ
死ぬ勇気の無い
流血の刃先
破傷の中に刹那の言葉
用途の違う無知
歓喜する瞳孔に
遮る喪中
羽ばたける腕で
暑すぎる前半
爆発を感じ飛び出した
メゾネットタイプ
考慮を感じない
誕生を祝い
赤ワインで殴り合い
デカイパイプラインで
葉にはほのかな
甘い誘惑
幻聴の具合いに
幻覚の再来
デザイン性の疎らな
屋外の自殺スポット
悲痛な殴り書きで
過ごす穏やかな
空気に訪れる
無謀
陽気な親友に
木刀の贈り物
温泉の素
マスコットキャラは撲滅
中には大巨人が
反目の打ち合わせ
急遽
連絡が入る頃には
狙い撃ち
貫通した緑の鉛
出た先のカリフラワー
くだらない報告
中身の無い
年下の戯言
さあ
今年の抱負を立てよう

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