水曜日, 10月 29, 2008

追憶に屈せず

最後にあなたの声を聞いたのはいつだったろうか…
想い出す度に もう一度と願ってしまう

届かない涙と分かっていながらも
この気持ちに気づいて欲しくて 声を殺して 涙を流す
後悔は無くても
もしも を 考えてしまう
思い出だから 美しいと
悲劇のヒロインを 演じてしまう

きっと もう一度出会っても
何も 変わらない
過去には戻れない
全て あの時に
投げ捨ててしまったんだから



一人で歩く帰り道は
1歩を踏み出すたびに

自分を強くする
つま先から感じる振動が
心に響いて
ゆっくりと血が全身に流れる
毎日 自分は強くなる




二人の曲が流れたら
カフェの途中で泣き出すだろう

昔の自分ならきっと
走って店を出てたはず

二人の場所を通ったら
楽しかった出来事に
自然と笑顔になるだろう

あなたの欠片を見つけたら
静かに
そっと捨ててしまう

一人では生きて行けない 自分だから
せめて 強く生きる


あなた以上の人とこの先
出会う可能性は多分無いだろう

あの頃の自分は もう過去だから
強いあなたに惹かれた
自分は もう過去だから

晴々とした空に
涙を見せよう
これが最後になるように

月に笑顔を見せよう
過去を忘れないように

未来の自分に出会えるように

思い出は心の奥にしまって

0 件のコメント: